20181219(水)

息子の作文。


息子の作文が表彰されました。
うちの子どもたちは作文があまり得意ではない為 すごくビックリしました。


内容を読ませてもらいました。

末っ子の吃音のこと、友達のこと、自身の小さい頃のことが書いてありました。


末っ子には吃音があり、発達支援センターに通所したり、病院の療育にも通っています。
吃音には波があり、ストレスがかかったり、疲れていると強めに出るようです。
穏やかな時でも 苦手な音は突っかかってしまうことがあります。

病院の療育では、話しやすい話し方や呼吸法を練習するのですが、吃音が全て良くなるわけではありません。
成長して 呼吸が上手になったり、言葉の引き出しがすぐに開くようになったりすれば 少しずつ改善はするようですが、大人になってもずっと付き合っていかなければならない問題です。

きっと、すごくイヤなことも 辛いことも 悔しいこともあると思うのですが、伝えたい気持ちを糧に 一生懸命お話してくれます。
小さい頃は 発音も不明瞭で聞き取りづらい時もありました。
こちらが上手く分かってあげられず 何度も聞き返してしまったこともありました。

一番辛かった時は、伝えたい言葉を発することが難しくなり 言葉でのコミュニケーションを最小限にして ジェスチャーで伝えようとしていた時。
胸が締め付けられるようでした。


息子の作文には
「何言ってるか分かんないからしゃべんないで」と、末っ子が友達に言われていたことが書いてありました。
その子は、時々末っ子をバカにしたような場面はあったけれど、私の前では ここまでひどいことは言っていなかったので、そんなことがあったと分かり すごくショックでした。

少し待ってあげれば、ちゃんと話してくれるのに。
ちゃんと聞いてあげれば、ちゃんと伝わるのに。
みんなはどうしてちゃんと聞いてあげないんだろう。
どうしてバカにするんだろう。
と書いてありました。


本当にそのとおりだと思います。
辛いのは、待たされる方ではなく、頑張って伝えようとしてる方なのに。


でも、子どもの頃は そんな友達への配慮なんて難しいものだと思います。
そう思われてしまうことはあると思います。

でもどうか気づいて欲しい。
好きで吃音になる人はいません。
もしも反対の立場だったらどう感じるのか。


気づける大人が
優しい子どもたちを育て
温かい社会につながりますように。

それが私の願いです。






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マシュマロン
家事に 子育てに お仕事に忙しい毎日ですが、日々のちょっとした出来事を綴って行きたいなぁ~と思います。
気づけば5年。。。最近はすっかり放置ですが 温かく見守って下さいね<(_ _*)>

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