Bar Spey
スペイサイドのモルト取り揃えてお待ちしております。


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前回のダルユーインの第二蒸留所として、1897年にトーマス・マッケンジーにより創業されたのが、インペリアル蒸留所です。
ダルユーイン蒸留所とスペイ川を挟んだ対岸のキャロンに建てられました。
建築に携ったのはチャールズ・ドイグで、蒸留所につきものの火災から守る為に、アバディーン産の赤レンガと鉄筋で建てられ、特徴的だったのが、キルン(乾燥室)の屋根が王冠をイメージした形だった。(1955年に取り外された)
インペリアルの由来は、建設された1897年が、ヴィクトリア女王のダイヤモンド・ジュビリー(在位60周年)にあたる為、帝国や皇帝を意味するインペリアルという名がつけられた。

ちなみにエリザベス女王のダイヤモンド・ジュビリーは、ロンドンオリンピックが開催される、2012年らしい。
さらにバラの品種でもダイヤモンド・ジュビリーというのがあり、こちらの方が皆さん御存知かもしれません。

さてインペリアル蒸留所に話を戻して!

ダルユーイン蒸留所と同じく、ブレンド用(バランタイン、ティーチャーズ、ロングジョン、オールドスマグラー等)の出荷がほとんどなため、オフィシャルのシングルモルトは存在せず、ボトラーズから、少量出回ってるのみのレアなモルトです。
蒸留所の歴史としては、創業から2年後の1899年には休業、1919年には再開するものの、1925年には所有権がDCLに移り、1955年にDCLの子会社SMDにより、改築され再開。
1965年に蒸留釜が2倍(2から4)に増やされるものの、1985年に休止。
1989年にアライド社により再開されるものの、1998年に再び休止され、2005年にペルノ・リカール社の所有となるが、現在休止されたままである。

インペリアル蒸留所は、スチル(蒸留釜)が大きく、一度の仕込みの生産量が多く、生産調整が難しかったのが、休止を繰り返した一因であったのではないかといわれている。

画像はGM社のプライベートコレクションのシェリーウッドフィニッシュです。
ラベルでは1990年蒸留の2001年瓶詰めとなってますが、1998年に休止されたんじゃないの?
資料ではそうなってるんですが謎ですね・・・笑

ということで、味ですがシェリーフィニッシュだけあってファーストノーズは、シェリー香で、その影にフレッシュな柑橘系の香りがあり、口当たりは若いせいもあるが、ドライでビター、アフターは長い。時間が経つとバニラ香があがってくる。





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ダルユーイン蒸留所は、1852年に農夫のウイリアム・マッケンジーによって建てられました。
1863年には、ストラススペイ鉄道が開通し、さらにスペイ川に架かる橋が建設され、これにより原料、労働力の確保、製品の輸送が容易になり、順調に生産を伸ばしました。(この鉄道は1967年に廃線となり、現在線路跡はスペイサイドウエイと呼ばれる遊歩道となっている。)
1889年には、スコットランド初のパゴタ屋根を持つ蒸留所としてチャールズ・ドイグにより再建された。
1891年にDailuaine-Glenlivet Distillery社を設立。
この頃には、ハイランドでも1,2の生産量を誇る蒸留所であったが、そのほとんどをジョニーウォーカーのブレンド用に出荷していた為、シングルモルトとしては、ボトラーズから少量出回っているのみで、マイナーな存在であった。
シングルモルトとして、オフィシャルリリースされたのは、1991年、現在の所有者であるUDVの花と動物シリーズで、ラベルには、バジャー(アナグマ)がプリントされている。
ダルユーインは、ゲール語で「緑の谷間」を意味し、周辺にはバジャーが多く生息している為、モチーフに使われたと思われる。
1898年に、スカイ島にあるタリスカー蒸留所と合併し、Dailuaine-Talisker Distilleries社を設立。
この頃、第二蒸留所としてインペリアル蒸留所を建設。(インペリアル蒸留所は次回御紹介します。)
その後1925年にDCLの傘下に入り、現在の所有者はUDVです。
この間、蒸留所は2度の火災により、大幅に改修されました。
さて、気になるお味ですが、ファーストノーズはシェリー香と樽香の影にフレッシュなフルーティさがあり、やや時間が経つとバニラ香が上がってくる。
口当たりはややドライでスパイシー、フルボディでフィニッシュが長くビターです。





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今回御紹介するのは、アルタベーンです。
創業は1975年で、シーグラム系のシーバス・ブラザーズ社によってつくられた比較的新しい蒸留所です。
アルタベーンはゲール語でミルク色をした小川という意味で、蒸留所近くの小川で農夫たちが乳絞りの後の器具等を洗ったことからミルク色になった川の様子から名付けられた。
この蒸留所は、もともとシーバスリーガル等にブレンド用のモルトを供給するためにつくられたために、シングルモルトとしてオフィシャルで出回ることはなく、ボトラーズからの少量出荷されるのみの希少なモルトとなっている。
蒸留所の歴史をまとめると1975年に創業されてから1989年に拡張され、2002年には休止、2005年に再開されて現在に至る。
現在のオーナーはペルノ・リカール社です。

さて、気になる味はというと背景がブレンド出荷用ということで、癖もなく非常に飲み易く優等生であるが、いいかえるとシングルモルトとしては、これといった個性もなく物足りないともいえる。
画像はグレンアラン(ボトラーズ)の10年物で、若いせいもあるのかスペイサイドというより、ローランドに近いイメージをうける。




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