IMPERIAL
| 2010年4月4日(日) 02:41 |

前回のダルユーインの第二蒸留所として、1897年にトーマス・マッケンジーにより創業されたのが、インペリアル蒸留所です。
ダルユーイン蒸留所とスペイ川を挟んだ対岸のキャロンに建てられました。
建築に携ったのはチャールズ・ドイグで、蒸留所につきものの火災から守る為に、アバディーン産の赤レンガと鉄筋で建てられ、特徴的だったのが、キルン(乾燥室)の屋根が王冠をイメージした形だった。(1955年に取り外された)
インペリアルの由来は、建設された1897年が、ヴィクトリア女王のダイヤモンド・ジュビリー(在位60周年)にあたる為、帝国や皇帝を意味するインペリアルという名がつけられた。
ちなみにエリザベス女王のダイヤモンド・ジュビリーは、ロンドンオリンピックが開催される、2012年らしい。
さらにバラの品種でもダイヤモンド・ジュビリーというのがあり、こちらの方が皆さん御存知かもしれません。
さてインペリアル蒸留所に話を戻して!
ダルユーイン蒸留所と同じく、ブレンド用(バランタイン、ティーチャーズ、ロングジョン、オールドスマグラー等)の出荷がほとんどなため、オフィシャルのシングルモルトは存在せず、ボトラーズから、少量出回ってるのみのレアなモルトです。
蒸留所の歴史としては、創業から2年後の1899年には休業、1919年には再開するものの、1925年には所有権がDCLに移り、1955年にDCLの子会社SMDにより、改築され再開。
1965年に蒸留釜が2倍(2から4)に増やされるものの、1985年に休止。
1989年にアライド社により再開されるものの、1998年に再び休止され、2005年にペルノ・リカール社の所有となるが、現在休止されたままである。
インペリアル蒸留所は、スチル(蒸留釜)が大きく、一度の仕込みの生産量が多く、生産調整が難しかったのが、休止を繰り返した一因であったのではないかといわれている。
画像はGM社のプライベートコレクションのシェリーウッドフィニッシュです。
ラベルでは1990年蒸留の2001年瓶詰めとなってますが、1998年に休止されたんじゃないの?
資料ではそうなってるんですが謎ですね・・・笑
ということで、味ですがシェリーフィニッシュだけあってファーストノーズは、シェリー香で、その影にフレッシュな柑橘系の香りがあり、口当たりは若いせいもあるが、ドライでビター、アフターは長い。時間が経つとバニラ香があがってくる。
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