2006719(水)

金魚の思い出

私の次男の小6の時の作品です。
画像

 1匹だけの金魚
 さみしそうに広い水槽にすんでいる
 ちょろちょろと動く
 七夕の夜店で買ってきた
 1匹だけ残った金魚
 水草はゆらゆらゆれて
 水車はぐつぐつ泡をはきだす
 石はぴかぴか光っている
 夏まで元気におよいでほしい
 また友達をつれてくるから

ちょっと、小6にしては幼い作品ですが
「ボンさんのやさしさが、よく出ています!」
と、若い担任はとても誉めてくれました。

まず、勉強関係では誉められることなどなかった子ですからね。
この詩画は「家宝」なのです。

会社の若い子が、帯広祭りの時、露店で釣ってきたのです。はじめは6匹ほどいたでしょうか。会社の休憩室で洗面器に入れ飼っていました。そして、餌まで用意して面倒をみる子がいたのです。寒くなる頃には、たった1匹になりました。そして、朝、洗面器に薄氷が張る頃、「家には猫がいて金魚飼えないの。どうしよう。このままでは、この金魚、凍死してしまう・・」

仕方ありませんよね。
私に飼えと言っているよなあ~。
早速、我が家では水槽を購入し、金魚を飼う事になりました。
子供たちは最初は、「餌を兄ちゃんがやりすぎる!」とか、「水を換えすぎだ」とか、けんかしながらも、面倒をみてましたが、まあ、、
当然のように、最後は私が。

小さな金魚でした。でも、秋から初冬まで生き残ったのですから、元々元気な金魚だったのでしょうね。あまり、大きくならず、次男の小5の時から、高1の時まで我が家で暮らしました。別な金魚を買ってみようかと、思ったのですが「喧嘩するよ・・」と教えられ、結局、1匹だけで・・・
金魚の名前は、会社の若い子のあだ名で「ロミ」と名づけていました。そう、七夕は勘違い。秋祭りが正解ですね。

でも、暑い真夏日が続いた年に、死んでしまいました。
息子たちも部活で忙しく、私も仕事で遅くなり、水温が上がり過ぎたのです。毎朝水は替えていたつもりでしたが、忘れた日だったかも・・
庭の木の根元に埋めました。
暑くなると、思い出す金魚です。

でも、お祭り金魚の思い出って、多くの方にありますよね。きっと・・







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bonnhaha
ルピナスの花言葉は「母性愛」「賑やかな語らい」ほか色々あります。外来種ですが、北のこの地のはじめからそこにいるかのように、群れ咲き競う姿が好きです。

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エリア帯広市
属性個人
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