車両盗難や、車両狙いの被害はもう高級車や、
高級４輪駆動車だけの時代ではありません。
軽自動車や中級車など、新旧自動車まで関係ありません。

２００３年の車両盗難台数は実に約６４２００件です。

そのうち、約７０％が施錠された状態、エンジンキーは所有者の手元に残ったままで盗難されています。これはプロの窃盗犯による犯行と推測されます。

世界では１９９０年以降にイモビライザー（盗難防止装置）が装着されはじめて、
被害は一時的に減りましたが、標準装着され始めた２０００年前後を境目に
旧高級車（イモビ非装着）への被害、ミニバン・コンパクトカー・軽自動車などの被害が増えています。
窃盗犯たちが、無差別な盗難を行なっている実態です。

２０００年以前は、高級車＝売れる車
２０００年以降は、中級車＝盗りやすい車に移行しています。