200643(月)

自動車の多重通信線

最近の車の電装は非常に進化していて、カーオーディオや、ナビゲーションを取付する事も困難な状況になっているほどです。

自動車に関わる方は良く耳にする単語で【多重通信】と、いう単語を最近よく耳にします。
ヘッドライトスイッチの線で簡単に説明すると、前後左右それぞれ独立した線の場合にはスモール4本。ナンバー灯2本。ヘッドライトLo/Hiで4本。従来の車は合計10本の配線を必要としました。
例えばこの車を【多重通信】で制御した場合、合計10本を必要した線がたった1~2本の線で制御する事が可能になります。
この【多重通信】の情報量は最高1Mbpsのデータを、システムとセンサーをネットワーク化する事が可能になります。


この【多重通信線】は、外国では【CAN-BUS】と呼ばれ、自動車電子機器メーカーの【BOSCH】が開発した回路方式で、1986年にBMW 850 クーペが市場に出る最初の車でした。このBMW 850 長さにして約2Kmという長さの車両線を減らす事ができ、車両重量にして、少なくとも約50Kgの車重を減らす事が出来たそうです。当然、重量が減ることにより、燃費などの環境にも役立てしています。

国産車では、トヨタ・ホンダ・マツダなどメーカー各社採用しています。2006年以降に販売される北アメリカの車両の約70%は多重通信を採用するそうです。



現在は、ナビゲーションやオーディオの接続にも採用されています。
電気テスターや、検電ペンで測定するだけでも、システムがショートして壊れる可能性があります。新しい車へ取付作業される方は十分注意して作業を行ってください。

これからは、簡単にナビゲーションやオーディオ取付!とは言えませんよ…。ヾ(^^;









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