2010年4月27日(火)
静圧-風量特性曲線

こんにちは、アイ健太です。
アイ健太は住宅の設計もやっています。
写真は住宅の換気を設計する上で必要な「静圧-風量特性曲線図」といいます。
10年以上前に、住宅に使用される建材等から室内に放散するホルムアルデヒド等により、健康に影響があったとする事例が報告され、「シックハウス症候群」として紹介されました。
その後、「シックハウス対策」として、
1、化学物質の放散が少ない建材を選択すること
2、換気・通風を適切に行うこと
等が法律で定められました。
現在では、一般的に使用される建材のほとんどは基準に適合されており、「F☆☆☆☆」という表示で、誰もが解るようになっています。
換気に関しても、「24時間換気」という表現で一般の方にも認知されているようです。
さて、その「24時間換気」が基準に照らして適切に確保されているのか、換気扇の換気風量を計測するのが写真の「静圧-風量特性曲線図」です。
ダクト(配管)の種類と長さや曲がりの数により、空気が通るときの抵抗を「圧力損失」として求め、実際の数値をグラフから導き出して、有効な換気量を求めます。
今日はちょっと専門的になりましたが、こんなことも住宅を設計する上での必要なこととして紹介してみました。
それでは、また。
アイ健太は住宅の設計もやっています。
写真は住宅の換気を設計する上で必要な「静圧-風量特性曲線図」といいます。
10年以上前に、住宅に使用される建材等から室内に放散するホルムアルデヒド等により、健康に影響があったとする事例が報告され、「シックハウス症候群」として紹介されました。
その後、「シックハウス対策」として、
1、化学物質の放散が少ない建材を選択すること
2、換気・通風を適切に行うこと
等が法律で定められました。
現在では、一般的に使用される建材のほとんどは基準に適合されており、「F☆☆☆☆」という表示で、誰もが解るようになっています。
換気に関しても、「24時間換気」という表現で一般の方にも認知されているようです。
さて、その「24時間換気」が基準に照らして適切に確保されているのか、換気扇の換気風量を計測するのが写真の「静圧-風量特性曲線図」です。
ダクト(配管)の種類と長さや曲がりの数により、空気が通るときの抵抗を「圧力損失」として求め、実際の数値をグラフから導き出して、有効な換気量を求めます。
今日はちょっと専門的になりましたが、こんなことも住宅を設計する上での必要なこととして紹介してみました。
それでは、また。
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