高岡市が三月末の完成を目指している「平成の御車山」の花傘制作が三日、同市守山町の高岡御車山会館で始まり、地元住民らのボランティアが参加した。巨人倍増

　約二十人が、ナイフを使って丸い和紙で花びらを作る作業と、枝となる竹に緑色の和紙を巻き付ける作業をした。高岡御車山保存会のメンバーが講師を務めた。花びらを作った高岡市の田中留美子さん(60)は「御車山に自分の作った花が展示されるのはうれしい」と話していた。

　花びらとなる和紙は八～十二枚重ねて花にする。枝一本ごとに五個の花を付け、三十六本作る。この飾りを、心柱を中心にして垂れ下がらせて傘のようにする。

　作業は三月末まで続く予定で、市は引き続きボランティアを募集している。参加すると、一回につき一枚、高岡御車山会館観覧券が贈呈される。中絶薬