中学、高校(46)


202025(水)

人事異動の季節に思う


2020年2月5日






人事異動の季節です。
我が病院も、例外なく異動の話が出ています。

そして私にも例外なく異動の話が降りかかりました。





病棟を変わるわけではなく、
同じ病棟内のチーム異動なんですが。

同じ病棟内なので、全員の方と関わるにしても、
担当させていただく方が変わるだけで仕事上は大きな変化です。

と、いうわけで、心機一転な春になりそう。





人間、
自分に降りかからないと、分からないことが多い。

異動に伴い、春から仕事に苦手な要素が強くなると分かり、
「働く」ということを、考えている次第です。







異動後は介護度が高くなるので、
体力を使うことが増えます。

そして、いわゆる精神の病より、
身体的な状況が中心となります。

もちろん、仕事として責任もって働きます。
勉強もします。

でも、運動が苦手で、身体的疾患に弱い私は不安です。







こうなってみて、息子のこと考えました。


苦手なことを根性で克服することは難しい息子。

中学・高校生の時に、
それをどこまで理解して仕事を選んだか。
ハッキリ言って、不十分だったと思います。


高校の先生もハローワークの方も支援機関の方も、
一緒になって考えて下ったので、
どうにか素敵な会社に入社が決まりました。

でも、親としては息子の得意と苦手の認識は甘かったです。
息子の努力と、会社の理解でどうにかなった感じ。

それはそれで、仕方のないこととは思います。






自分が苦手なことを目の前に動揺しているから、
息子のことも想像できているような。

私は根性で乗り越えていけるタイプだから、いいのだけど。



適応することが難しいのに、
仕事の中の苦手なことを、努力で乗り越えてきた息子は凄い。

と、心から思ったのでした。



202022(日)

息子の行動には裏付けがあった件


息子の行動には裏付けがあった件

2020年2月2日





先日、旦那さんが
「あいつのすることは、
 理にかなっているみたいだよ」
と言って、添付したイラストを見せてくれました。


なんとなくツボを調べていたら、いき着いたそうで。




わが家の息子さんは、
保育園の年中さんから自傷行為を始めました。

保育園で行事のある日とか
“いつもと違う日”に、頭を叩きます。

ケガをするほどではありませんでしたが、
明らかにストレスを感じている様子。





それが、
小学校中学年くらいで一度落ち着き、
中学校後半くらいからは
頭をかきむしったり、太ももを叩いたりするように。

どちらも、気持ちが表現できない時や
私や旦那から意見されたときに少しするくらい。

ま、お年頃の男の子だからね…。
と思っていました。





現在も、イラついた時にはすることがあります。

で、このイラスト。
何かの本の一ページのようです。




太ももを叩くのは、
イラつきを抑えるツボだったという事実。

凄いなぁ。無意識にそこを選んでいるなんて。
と、感心してしまいました。






いやいや。

自傷行為は、
ストレスのかかったときにすることなので、
速やかに原因を取り除きたいことですが。

息子が無意識のうちに
「落ち着くのに有効な手段」を選んでいたことに、
感心したわけです。





とはいえ、
我が子が自分で自分を痛めつけるのを見るのは、
本当に辛いものです。

もちろん、本人が一番つらい。

そこを、忘れてはいけませんね。



20191017(木)

一人暮らしへの道 最終回


一人暮らしへの道 最終回

2019年10月17日
(写真は息子作 味噌クリームパスタ
 美味しいが味が濃かった)





一人暮らしへの道、番外編。最終回です。


子育てでも、仕事柄でも、
何かしらの生きづらさがあり、
いわゆる一般就労ではない方の
自立について考えることが多い私。

いや、一般就労だとしても
この内容は同じなのかもしれません。






つくづく思うのは、形にこだわらず
本人の気持ちを大切にしよう。ということです。
でも、本人が現実とかけ離れたイメージを持っている
場合には、現実との折り合いを付けていこうとも思います。

が、ここがとっても難しいこと。






人生レベルで考えると、絶対的な正解はないので
本人や家庭によって判断がかなり変わる。

なので、
レッテルを貼って、意見を押し付ける状況になりがち。


我が家の場合でいえば、
息子が障害を公にせず就職したいと言ったとき、
本人のためにならないと反対したことを、
「もったいない!」と思う方もいることでしょう。





でも、一人暮らしをしたいと言ったときには、
チャレンジしてごらん!!と思いました。
そこに、親として(支援者として)の判断が
しっかりあれば良いと思うのです。

その上で、本人としっかり話し合う必要がありますが。
話し合いに対する理解が難しい場合は、
保護者・支援者の導きが、
ある程度濃く反映されることになる。



発達障害によるこだわりが、
話を難しくすることもあるでしょう。

でも、
こだわりがあるから悪いわけではないと思います。
その出現頻度や内容(濃さ)に合わせて、
生活の場を考えたいものです。






私は、絶対に家を出て暮らさなければ!!
とは思いません。

自宅であろうと、施設関係であろうと良い。
本人の納得(保護者・支援者の導き)と、
収入と、生活環境に見合う生活力があれば
生きていけると思います。






収入は、就労形態により様々。

そこに障害年金が加わるかは、
それぞれの状況と考え方で変わる。

生活力は、
自宅であれば保護者がどこまで協力するかを考える。

施設やグループホームなら、
食事・掃除洗濯・金銭管理などが
どの程度本人に任せられるかを判断する必要があります。

逆に言えば、我が子の生活を見て、
どのような生活環境が適切かを判断すればいいわけです。








え~と、ちょっと仕事みたいになっちゃいました…。

でもね。いつか誰かがどうにかしてくれるだろ~
というのは、あまり好きではないので、
我が家は考えるのです。






そんな思考の上で、
今回の「一人暮らしへの道」を書きました。

あまりお子さんが小さいうちから
将来を考えすぎるのは、オススメしません。

頭の隅において育てつつ、
中学・高校くらいの節目で考えるといいかと。


私もそうでしたが、
具体的過ぎてポカーンとしちゃった人は、
infantのお茶会でお話ししましょうね。

連日のお付き合い、ありがとうございました。



20191014(月)

一人暮らしへの道 ③


一人暮らしへの道 ③

2019年10月14日




息子の一人暮らしエピソード第3話。
就職・就労に関して、
一人暮らしの助けとなった内容です。




我が家では、
子供の頃から息子が興味を持ったことを
経験できるように育ててきました。

けれど、高校3年生の時に息子が言ったことには、
反対することに。

「障害を言わずに、一般の就職をしたい」
「障害者と言って、偏見を持たれたくない」





成長したな…と嬉しい気持ちもありましたが、
保護者としては現実を教える必要があると思いました。

半年にわたり話し合いを繰り返して、
「学生」と「社会人」の違いを伝え続けました。


将来の自立を考えると、
仕事を長く続ける必要があります。
そのためには、表面的な「普通」はいらない。

自分の実力に合わせて、助けていただきながら、
社会人になりなさいと。






今思えば、中学高校で「助けてもらえない」
という思いをしてきたのに
「助けられながら社会人になれ」というのは、
矛盾していたでしょう。

けれど、
そのことを聞いたのは就職した後だったので、
高校3年生の時点では知る由もなく説得していました。





本人にとって、辛い選択だったとは思いますが、
この時点で自覚を促せたのは、
将来につながったと思います。






就職は、
一般企業に障害者枠として採用していただきました。

入社すぐから支援センターのお世話になり、
その後の仕事内容の調整にも入っていただいています。

手先の不器用さから、苦手なことは変えて頂いたり、
体調不良でお休みすることもありました。

支援センターの研修会に行くために、
お休みを頂いたりもします。
会社には、感謝しかありません。






それでも、勤続5年目になった素晴らしさ。
本人にとっても、自信になったと思います。

そんなある日、
あることから一人暮らしの話が浮かびます。

続きは次回で。



20191013(日)

一人暮らしへの道 ②


一人暮らしへの道 ②

2019年10月13日





一人暮らしへのエピソード第2話。
中学・高校での対応です。



一般的に中学以降は、
それぞれに自立というテーマが
見え隠れするお年頃だと思います。

これも一般的に言えますが、
誰もかれも同じ自立を目指すわけじゃない。
その人それぞれに目指す形があるわけです。


発達障害を持っていれば、
その幅が広がるだけ…と考えます。





中学生になる頃の息子は、
毎日個別の声掛けがなくても
集団生活を送ることが出来るようになっていました。

そこで、中学では支援学級に在籍を残しつつも、
通級するかは本人の判断に任せました。
頼るところというイメージです。




担任の先生にも、
基本的には配慮はせず、困っていないか
見守ってほしいとお願いしました。

先生からは、大丈夫だと言われましたが、
定型発達ではない時点で
「大丈夫」と思うのは危険と思いました。

でも先生とのやり取りの中で、
現場の方が大丈夫と言う以上は
お任せするしかない…という流れでした。






高校でも、
同じように見守っていただきながら卒業しました。

卒業後は働くという目標があったので、
余計に順調なら手出しをせずに
本人の力に任せるという考えでした。






大人になった現在、これが良かった面もあり、
本人に辛い思いをさせた面もありました。

問題なく卒業したように思いましたが、
大人になってから
「辛くても助けてもらえなかったから、
他人に助けてもらうことは意味が無いと思う」
と言いました。






辛いことを発信する力が弱い息子。

なら尚更に、
大人からの声掛けが必要だったのです。

順調なら手出しをしないのではなくて、
頑張りすぎていないか確認していくことが必要だった。

母として、もっと先生に
「大丈夫に見えても大丈夫じゃない」と、
発信していけばよかったと反省しています。





でも、悪いことばかりでもない。
勉強や部活を投げ出さない強さは、
仕事を投げ出さない強さに繋がっています。

もっと、助けてもらいながら
続けても良かったんですけどね。



次回は、就職後のお話です。



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