201827(水)

広尾町にお呼ばれしました


広尾町にお呼ばれしました

2018年2月7日





今日は、広尾町で講演させていただきました。
お呼び頂いたのは、

平成29年度特別支援研修会
主催・広尾町中高一貫教育連絡協議会さんです。
(メイン画像は了解を頂いて撮影したものです)



いつものように、
息子が産まれてから就職するまでの
お話をさせていただきました。


画像



とても立派な舞台を見て、
「わ~~~~」と思いまして。

頑張ってお話ししようと決意。
いや、いつも頑張って話してるけどさ。





みなさんニコニコしながら聞いてくださり、
とても安心しました。

ひとりでも多くの親子のお役に立てますように。




「遠い所を…」と言って下さいましたが、
想像していたより遠くは感じませんでした。
道も乾いていたしね。

准看護師になる前は、お客さんの家をまわる
仕事をしていたので、
郡部を飛び回っていたからかな。





素敵なご縁をありがとうございました。
また、お会いできますように。



201824(日)

車の運転どうしよう⑧ 運転しない人生もある


車の運転どうしよう⑧ 運転しない人生もある

2018年2月4日
(写真は娘の習い事。ロボットプログラミングのロボットくん)




高校卒業と同時に運転免許を取得した息子の
「運転しない」を選択をするまで…の最終回です。






「運転をしない人生もある」




運転3年目



雪が解けると、当たり前のように運転して
会社へ向かうようになりました。
休日に温泉やラーメン屋など複数の店をはしごもします。


親としては、冬の間にあんなに「運転が怖い」と
言っていたのが夢だったのではないか、
この子は出来ると思いたい!という気持ちで揺れていました。





けれど、半月くらいで
「停車しているバスをうまくよけられなかった」
「クラクションも鳴らされた」と激しく落ち込んで、
胃痛と胸の痛みが出ました。


また停車している車に気が付くのが遅くなったことに、
「反省しなくてはいけない」と自分を激しく責め始めます。






4月末には、昼休みに
「(運転で)仕事をこなせるのかな?くらい疲労がたまった」
とメールしてきました。

珍しいことなので、これはマズイと思いました。



でも、ドライブレコーダーを見る限りでは、
ゆっくりながらも運転出来ています。

なのに、右折を成功することについて、
「うまくいくと、全てが報われる気がする。
 ダメだと、自分の全てを否定されている感じがする。
 だから、成功するまでやらないと気がすまない」
などと話し、かなり追い詰められているようです。


他にも、出勤前にカバンの中を何回も確認するという
今までは無かった行動が出てきました。







主人とは、運転2年目から度々、
「運転を諦めた方が息子のためじゃないか」
と話し合ってきました。

そしてこの時にやっと、
「これ以上精神的に追い詰められる前に運転を諦めさせよう」
と決めることが出来ました。







そして息子には、
「発達障害のために苦手になってしまう内容
 (距離感・スピード感)が、
  運転で常に求められる技術である」
と改めて伝え、通勤を自転車に変えようと提案しました。


そこで印象的だったのが、
「周りの同年代の人が当たり前のように運転しているのに、
自分は運転できないとは言いたくない」と言ったことです。


それが劣等感だと教えると、
「そう。それ」と納得していました。







その夜に自分で精神障害について検索し、
自分に当てはまる部分があると分かったようで、
自転車通勤の提案を受け入れ、
「精神科医(主治医)に相談し、この判断でいいか聞いてみたい」
と言いました。


その翌日から自転車で買い物へ出かけるようになり、
「けっこういい感じだった」と表情も明るくなりました。

主治医からも「それでいい」と言われたことで、
安心したようです。







自転車通勤を始めて1週間くらいしてから
劣等感はないかと聞くと、
「全くないわけじゃないけど、そんな考えていない」
と言います。

今まで、0か100しか認めなかったのが、
少し柔軟になった手ごたえがあります。





かなり長くなりましたが、これでもほんの一部です。
実際には、運転について2年間かけて本人と話し合っています。




自動車学校が免許を発行するならば、
運転できると思って免許を取りましたが、
免許を取ってから諦めることもある。
方向転換を受け入れた息子を尊敬しています。



201821(木)

車の運転どうしよう⑦ 免許を取得しても


車の運転どうしよう⑦ 免許を取得しても

2018年2月1日






免許を取得した後も






車を運転するということは、
命に責任を持つということ。

息子は事故を起こしてはいけないと思うから、
しっかりと確認したい。
でも、スマートにさっと確認できない。

ちゃんと確認すると時間がかかってしまう・・・。






1年目。

冬の雪道で本人が自信がないと言う時は、
主人が運転したり、
息子が運転して主人が隣に乗ったりしていました。

けれど休日に1人で運転して、
自由に食事してきたりするのは、とても楽しそう。

他の青年より時間がかかっても、
本人に自信がつくまで助けていこうという気持ちで、
運転技術を確認しながら息子の自由を
確保していきたいと思っていました。



けれど、そうはいきませんでした。







2年目。

夏の間も、怖いと言うことはあるものの
運転出来ていましたが、週に1度くらいの頻度で、
急にスイッチが入ったように車の運転の事を語りだします。


T字路で左右の確認をしすぎて、
後ろの車からクラクションを鳴らされたと落ち込んでいました。
「はやくいけよ~~~」という
後ろの運転手の声が聞こえるようです。





雪が降ると恐怖心は大きくなり、
ほぼ主人が同乗して出勤していました。


意を決してひとりで運転しても、
停車中のバスを追い越せなかったり、
路駐の車がいると恐怖心が強く
「もうだめだと。もう運転できない」とため息ばかりになります。





胃痛・下痢も出てきました。
本人いわく、路駐の車に気が付くのが遅くて、
とても驚くので怖いそう。


車載カメラで確認すると、
ゆっくりでも対応は出来ているのですが。






いつものように、ひとつひとつの恐怖心に対して
話し合いで解決方法をさぐるのと同時に、
5年計画で少しずつ運転に対する悩みを
解決しようと提案もしました。



すでに20歳を超えているのであまり効果はないだろうけど
毎日空間認知を鍛えるトレーニングをして、
距離感に対する恐怖心が和らいだらいいと思ったのです。





次回は、
2年目の冬が終わっても息子の体調不良が治まらず、
運転をやめる決意をしたお話です。



2018130(火)

車の運転どうしよう⑥ 本試験にいどむ


車の運転どうしよう⑥ 本試験にいどむ

2018年1月30日
(写真は、息子が作った塩ちゃんこ鍋)






「友人の言葉と、お守りで挑む」




2度、本試験に落ちて「もうだめだ」と
決めてしまった息子。
今までの対応では、気持ちがほぐれずに
困っていた話の続きです。





さて、そこからが大変。
もう何を言ってもマイナスな言葉しか出てきません。
理屈ではどうにもならない感じです。


そんな時、
幼なじみとその子の母と4人でランチする機会があり、
食事をしている時に幼なじみから「俺もそうだったよ」と
言ってもらえて、少し気持ちが和らいだのか
「やるしかないよな」とか言うようになりました。



いくら家族が同じことを言ってもダメだったのに!
家族には出来ないこともあるのです。




そして、
マッサージが大好きな息子をマッサージ屋デビューさせ、
全身固くなっているのをほぐすように言いました。

仕上げに、妹手作りのお守りに
家族みんなのメッセージを入れて渡しました。






これで出来ることはやりつくした感じ。
あとは、戦ってこい!



もしこれで免許が取れなかったら、
「これだけ努力してもダメだった。
 お前は免許を取る実力はないけど、
 努力したことは家族も教官もみんな分かっている。
 でも諦めなさい」
とハッキリ伝えようと思っていました。




けれど、合格することが出来ました。





幼いころに障害が発覚し療育につながった息子。
頑張ったことは誰かが褒めてくれました。
とても良い環境で育ったと思いますが、
世の中は頑張っても褒めてもらえないことや、
努力が報われないことなんて山ほどあります。

努力すれば報われる人生は、
周りの人より出来ないことがあっても、
温かく見守られる生活。
努力しても、認めてもらえない経験は、初めてことでした。




私は、息子を守りたいと思う反面、
矛盾に強くなるために崖から叩き落すような
経験をさせたいと思っていました。

合格したことで、努力は報われましたが、
そこに至る経緯で苦しんだことは、
大きな経験となったと思います。






免許が取れた時の顔は、自身に満ちあふれていました。

親としても、息子の気持ちが落ち込んだ時に
今までの方法が通らないことは、初めての経験でした。



次回は、免許を取得した後のお話です。



2018128(日)

車の運転どうしよう⑤ 本試験で凹む


車の運転どうしよう⑤ 本試験で凹む

2018年1月28日
(写真は娘が5歳の頃一緒に作ったバレンタインチョコ)






「次は本試験で凹む」




一般道に出てから本試験を受けるまでは、
混んでいて立て続けに予約も入らず時間をかけたせいか、
切羽詰まった感じはありませんでした。



けれど、本試験に落ちてからが大変でした。





一度目に落ちた時は、
T字路で雪山が邪魔で確認のため前に出すぎて、
右から来た車が止まってしまい進路妨害で試験中止。


でも家では根性論でどうにかなりました。
「お母さんも一度は落ちたよ。そんなもんさ」で、
2回目を迎えられたのです。






2回目に落ちた時は、3月中旬あたり。減点超過でした。


「2回も落ちてしまった。
 4月1日に入社なのに3月中に取れないかもしれない」
と焦り、後ろ向きな言葉しか出てこなくなりました。


予約も取りにくい中で、一度落ちるたび1回補習があります。

「もう補習をしても、きっと出来ないし、間に合うわけがない。
 今まで出来ていたことも、もう出来ない。」
と決めてしまっていました。







そこで、また家族会議です。


いつもなら、出来ることと出来ないことを書き出し、
「明日補習に行く前に、一つだけテーマを決めて
 出来るイメージで行こう」と
教習に送り出します。


いつもなら、これで気持ちが復活したのに、
今回はダメでした。







教官から同じような指導があり、
補習の成果は全く感じられなかったそうです。
後ろ向きな状況は、全く変わりません。


これは、実力の問題が大きいのは分かっていますが、
それに向き合う気持ちが、沈んだままなのが困りました。




次は、どうにかこうにか本試験へ挑んだお話です。



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 ABOUT
infant
子育てに不安や疑問、周囲に分かってもらえないと
感じたことはないですか?

障害名が付く、付かないに関わらず、子供の生きにくさに気が付くことが出来ること。
今なにが必要かを考えること。分からないこと、出来ないことは助けを求めること。

それが子どもの育つ環境を整える力と考えます。
infantは、それを「親力(おやぢから)」と呼び、親力をつけることを目標にしています。

性別
年齢40代
エリア帯広市
属性事業者
 GUIDE
infant
住所帯広市西20条南5丁目36-7 きぼう福祉センター (毎月第3金曜日 お茶会で使用)
TEL090-6217-5529
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