2012523(水)

のんの「初めての冒険」

のんの「初めての冒険」

まだなっちが我が家にやって来る前・・・
のんが一度だけ家出をしました・・・


夏の蒸し暑い夜・・・
寝室の窓を網戸にしていました。

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のんは窓の前に座って、外を見るのが大好きなので、
私たちの所に来なくても、気にも留めていませんでした。

さて寝ましょう・・・となって、
「そういえばのんは??」
と、探したら・・・

網戸が20cmほど空いていました。

「・・・え・・・・・・」

探しました。2人で、のんの好きな「かつおぶし」や「ねこじゃらし」等々を持って・・・

こんなこと初めてだったので、どうしていいかもわからず・・・

小雨が降って来て、気温も下がってきました。でも、見つかりませんでした。
次の日も、時間のある限り、探しましたが見つかりません。

丸一日たった夜、「きっと帰って来る」そう信じて
のんが帰って来たらわかるようにと、網戸にしたまま眠りました。

そして朝方3時半頃・・・
「にゃ~~~!にゃ~~~!!にゃ~~~!!!」

のんが帰って来た!!

ちゃんと飛び出した窓と同じ窓に向かって、必死に鳴いていました。

「のんだよ!帰って来たよ!早く開けて!!」

夢中で手を伸ばして、のんを抱き上げました。

手も足も冷たく、自慢のお腹の白いふわふわも、汚れてしまっていましたが、
怪我もなく、お腹がすいていたようですぐ少しだけご飯を食べていました。

蒸しタオルで拭いて、温めて・・・

それから2・3日ちょっとだけ大人しかった気もしますが、
いつもと変わらないのんでした!

のんが「初めての冒険」に出掛けていたのは1日半ほど。

「たったそれだけ」「帰ってきただけ良かった」

結果的にはそうですね。
だけど、のんがいなかった1日は、とても長く、とても悲しく、とても・・・笑えなかった。

今思い出しても涙が出そうになります。

「のんから目を離さない」
これは・・・なかなか難しいです。でも、
「絶対に外に出られないようにする努力」を怠っていました。

「今まで一度もそんなことがなかったし」
「うちの子に限って・・・」

そう思うのはとても簡単で。
いつも自由に外へ出ていたなら、心配もしなかったかもしれませんが、
我が家は「室内飼い」と必須としていたので、「後悔先に立たず」です。

帰って来るまでは、思い浮かぶのはのんの顔ばかり・・・
考えても仕方ないとわかっていても、いつもそこにあった
「のんの気配」がないのです。

画像

きっと何かの下に隠れて震えていたんだろうな・・・
車に轢かれなくて良かった・・・
ノラ猫とケンカしなくて良かった・・・
心無い人に見つからなくて良かった・・・

そして何より無事に帰ってきてくれてありがとう!!

我が家の長女のん姫の「初めての冒険」
もう冒険に出掛けないでね・・・と祈る毎日です。







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 ABOUT
のんなっち
長女 のん 次女 夏海
長男 あび 3女 もも
4にゃんずと猫バカ夫婦のたわいもない日常です。
温かい目で見てください(笑)

性別
年齢30代
エリア幕別町
属性個人
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