200915(月)

生めや増やせや

生めや増やせや

新年おめでとうございます。
世間とは異なり、僕の年始休暇は今日からです。おもちも大量購入したし、楽しい休みが始まります。

お正月もいろいろありましたよ、動物園は。
いやーホント、ショッキングで大忙しでした。


知人がこう言ってくるんですね。
「年末年始って開園もしないんだし、動物に餌をドカッってあげといて休んだらいいんじゃないの?」って。

んなわけあるかーーーって。
もちろん、狭い空間だからすぐにフンでいっぱいになるし、餌の量だって調整しないといけないのだと説明しましたよ。

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一日でこんなになります。いい具合にフンと乾草がコラボってます。


でもね、でも、でも、この問題はよーく考えないといけないのかもしれません。

掃除とか毎日しないほうが動物にとっては落ち着く場合もありますし、餌の量にしても、よく食べるように改良された家畜と違って自分で調節できる動物も多いはずです。

無駄の削減って。外圧、すごいですからね。


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それはそうと、カンガルー病問題も落ち着き平和な日々が続いています。子どもたちもすくすくと・・・

気がつくと、もう半年。次のベビーラッシュのことを考え始めないといけません。


アカカンガルーってけっこう繁殖しやすい動物なんですよ(死亡もしやすいですが)。日本でも、個体数は十分だと言われているんです。

動物園は毎年いろんな動物で子供が生まれているし、生まれるほどいいって思われがちなんですが、それは違うんですよね。


まあ、ほとんどの動物は繁殖がうまくいってない場合が多く、生まれるといいってことが多いです。ホッキョクグマとかゾウとか。あと、めずらしい動物ですね。繁殖賞とかあったり、あそこは日本初だ!なんて言われますし。


そんな中で、寿命が長く、繁殖もしやすい、どこの園にでもいそうな動物は今度は繁殖制限が必要になります。サルとかライオンとかが代表ですね。

増えすぎるとスペースがなくなるし、貰い手もないって状況になります。そうなると悲しい結果が待ってますからね。獣医ですから、直接関わってくることもありますし。

そういや、ペットショップで大きくなった動物がどこにいくのかって、昔、子供の時に討議してました。



アカカンガルーもスペース的には20匹ぐらいが限界かなぁ、と思うわけで、現在20匹なんですね。
寿命が10~15年ぐらいなので、毎年2~3匹ぐらいずつ生まれるのが理想なんですが、どうなることやら。


いざとなれば、オスとメスを分けて飼育できるカンガルーは調整が容易なほうなんですけどね。


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最後はちょっと悲しそうな後姿・・・
「正月すぎれば、用無しなんだろ・・・糞して寝よ。」
そんな感じです。










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