少年団の先生に家の前でばったり。

「何してるの？」

「土地探しです」

「何企んでるの」

「家を建てようと思いまして・・・ところで隣の土地はどちらの所有ですか？」

「隣に住むの？？」

「いや～この通りの空き地から聞いていこうと思いまして・・・」

「多分◎◎さんだと思うけど、土地のものは家で作ってるよ。聞いておくね」

それから地主さんはわかり、さらに新しい情報が・・・

○条○丁目　地元工務店の土地があると教えてもらう。

まだまだでてくるか。

週末から気持ちが盛り上がらない。

天気のせいにしたかったが、晴れているのにどうもダメのようだ。

焦りから来るものなのだろう。

思いっきり外に出てはしゃぎたい気分なのだが、全くその気さえ起きない。

そんなとき、フェルメールの絵について番組が目に止まった。

350年前の画家で写真もなかった時代に色彩をあそこまで操っていたことを知り感動する。

凄すぎる。

これからどうしよう。

おとなしく、読書でもしよう。
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少々焦ってきたので地元の不動産屋に電話をする。

100坪程度で600万程度の・・・

そこへ120坪で7○0万という土地を紹介される。
予算オーバーであるが想定内か。

なかなかいいぞと、場所を聞いて現場にむかう。

おっと、浸水想定地域区域。


ここで立ち止まり考える。


ぶれてはいけない。

急いではいけない。


今日も地図を片手に空き地らしき土地を探す。

来週がタイムリミット。

焦り始める。

まるでスーパーのチラシのような金額であるが、この金額で出されている売り地が意外に多い。

500万以内という価格帯が求めやすいからというのも理由かもしれない。

今住んでいる借家が100坪以上あるため、90坪以上欲しいと思うのは贅沢なのかと思うこともある。

しかし、薪スペースやもし親が来たらと考えると、90坪以上欲しいものだと考えてしまう。

ゲーテに知恵を学んでみよう。



無駄な努力をしない

目的に向かって最短の道を進もう。

「空はどこに行っても青い。それを知るために世界をまわる必要はない」

凡人は知っていることを確認するために本を読む。
賢者は知らないことを確認するために本を読む。



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