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200951(金) 12:27

現代病を考える~原因の一つは豊かな生活にあり?

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近年、私たちの生活環境は便利さと快適さの追求により、大きな変貌を遂げてきました。

さて、この便利さが生む弊害を生活習慣病と結びつけて考えるのは、いささか無理があると思われますが、私は今の多くの病気は、便利さがもたらした弊害とも考えます。

大昔(戦前から戦時中)は、もちろん生活習慣病よりも衛生管理が整わないことによる各ウィルス疾患、赤痢、コレラ、ペスト、などの伝染病関係が病気のトップであったと考えます。

しかし戦後、高度経済成長により衛生管理が整うと、豊かな生活を営む国民に多く多発したのが現代病である生活習慣病であると千葉大学の片岡幸雄教授は語る。

また血圧に関しても、戦前から戦時中の国民の血圧は、安定傾向にあり、戦後の血圧については、上昇傾向だとも指摘。

また片岡教授はアフリカのマサイ族についても、研究。
マサイ族が遊牧民であった頃の血圧は安定しており、土地に定着をして安定した食糧を確保するための農耕を始めた頃より血圧が高くなったとの報告もある。生活が豊かになるということは、同時に生活習慣病にも注意しなければならない事を語りました。

そこで、これらの事について整骨院で取り扱う運動機能疾患と照らし合わせて考えると、病気になってからの治療では遅い。
未病、あるいは機能が低下の頃より予防を含めた対策が必要であると、機質的な変化が出てきてからの治療では、部品の交換的な治療しか選択肢がないと考えます。

では、病気になってしまった方々への対応は?と聞かれると、それはそれなりに、筋力さえしっかり機能できたら、ある程度、骨組織の変化はカバーできるであろうと考えます。

生活が豊かに、便利になれば弊害がもたらす健康不良があることを忘れてはなりません。

話はかわりますが、ミネラル療法の考案者である野島医師もこの現代の弊害に癌やアトピー疾患、糖尿病が増えたと断言します。

豊かな生活を求め、大量生産の末に汚染された土壌から食物連鎖により人々の健康は損なわれて、反応しなかった物質にまで過剰な反応を示すアトピーや細胞レベルではおこらなかった癌細胞の増殖。また代謝障害ともいわれる糖尿病も、豊かな生活の上での流行。

病気の発生には、それぞれのプロセスがあり、一概には断言はできません。しかし、全体の流れを読むと答えは出ると考えます。

■ちなみに、画像の食事は、僕のある夜の食事です。












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