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2010528(金) 12:43

『灯台』のお話! ・・1・・納沙布岬!

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今日は、経済や国際・国内情勢共に暗いニュースが多い中、闇夜を照らしてくれる灯台を取り上げてみます。

第一弾は、根室半島の先端に位置する、納沙布岬灯台です。

この場所に灯台が設置されたのは1872年(明治7年)のこと、当時は旧式の木製の灯台でしたが、この岬と海を挟んだ水晶島との間には暗礁・浅瀬が多く、北海道の航海の難所の中の難所といえるような場所で、灯台の設置が急務だったのです。

そんなわけで北海道で初めて灯台が設置されたのも、ここ
納沙布岬でした。

現在の灯台は1930年(昭和5年)に建てられたもので現在も北の海の難所を照らし続けています。北方領土を除くと、日本最東端の灯台ともいえます。

岬に面する根室海峡は狭い海峡で200浬が設けられない水域のためこの岬の先には海上に国境線があり、冷戦時代は常に緊迫した場所でもありました。現在も漁船の越境操業などの容疑で日本漁船が拿捕されたりと、ロシア主張の国境の緊張の続く事情は変わっていません。

最近の話題では、釧路からの招かれざるお客さん、ラッコのクーちゃんが仲間を連れて漁業資源のウニを食べつくしたりと、漁師さんにとっては、新たな緊張材料が出来たと聞いています。

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灯台の前には、『北海道灯台発祥の地』と書かれた碑があります。『日本の灯台50選』にも選ばれそのガイドでも紹介されていて全国的にも知名度の高い灯台です。
この場所に来ると、最果ての地に来た~という感覚に、ついつい感傷に浸ってしまいます。

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海の難所としての地理的条件は、今も変わらず、灯台下の岩場には2003年に座礁したロシア船が放置されたままになっていました。

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当店で、製作した、納沙布岬灯台のレプリカ(写真は試作品)です。
納沙布岬のレストハウス請望苑さんで販売されています。

北海道には個性的な灯台が多く、灯台を巡る旅、なんてのを計画して来道する方も多いそうです。
皆さんも、個性溢れる灯台たちを訪れてみては・・・・

明日は、お店の商品の御紹介です。
お楽しみに・・・・・

店舗情報→ http://www.obnv.com/interior/475/外部リンク
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