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2010612(土) 12:59

『コンテナ船・・』!!

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午前9時、東京港西航路より大型コンテナ船が入港・・港口から接岸までを追いかけてみました。

コンテナ船はコンテナと呼ばれる箱ごとに行き先が違う荷物を、世界各地の港を回りながらそれぞれの港から必要なものを積み込み、また荷おろしながら休み無く運行されています。

コンテナはそのまま専用のトラックの荷台に載せて運べるので積み替えの手間が省け、現在最も発達した物流手段の一つとなっています。

私達の手元に届く海外からの日用品のほとんどが、このようなコンテナ船で運ばれてきます。

この船『HANJIN BEIJING』は、主にアジアの船会社が共用している青海埠頭へと向かいます。この場所は対岸の大井埠頭と合わせると日本有数の一大コンテナターミナルです。
ご存知『お台場』から一番近い埠頭です。

レポートする船『HANJIN BEIJING』は韓国船籍
全長 279m 全幅 40m の巨船。

店主操船の泥舟から見上げると圧巻の一言です!!


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青海埠頭の全景、ここはコンテナ船専用の埠頭で『HANJIN BEIJING』は、これから写真最後尾よりの空きスペースに接岸します。

コンテナ船はタンカーなどと違い綿密に組まれたスケジュール(時刻表)があります。少しの遅れが貨物の積み替えなどに大きな支障をきたす事となるため出入港、荷物の積み下ろしも秒刻みの仕事になります。

キリンのように林立しているオレンジ色のものは、コンテナの積み下ろしをする『ガントリークレーン』です。積み下ろしをより早く行うためこのクレーンが活躍します。

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見るからの巨船ですがこのようなコンテナ船の場合船首(船によっては船尾にも)に『サイドスラスター』と呼ばれる真横移動が出来るプロペラが備え付けられています。

それを効果的に使う事により、海が静かであればタグボートの支援もほとんど得ずに出入港が可能です。この船にもタグボートが付いていますが緊急時のブレーキやあくまで細かい動きのサポートに徹していました。

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所定の位置に収まり、係船の後、荷役(コンテナの積み下ろし)が始まります。

コンテナの荷役は定刻出港を守るため夜を徹して行われます。他の埠頭は夜はひっそりと静まり返るのに対して、コンテナ埠頭は朝まで灯りが消えない眠らない場所と化します。

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コンテナ船中央寄りにあるハウスと呼ばれる構造物。ここにはブリッジ(操舵室)から船員居室、食堂、ラウンジまで操船及び洋上生活で必要な設備が整っています。

船会社によっては豪華客船顔負けの設備が備わっている船もあるんですよ。

ちなみにこの会社の船には北米航路、欧州航路のコンテナ船に、一般の船客も泊まれる部屋が用意されていて、代理店などを通して乗船することができます。

船員さんとのコミュニケーションをとりながらの船旅も良いかもしれませんね。

今日はコンテナ船のお話をしてみました。


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