お風呂場で命を落とさないために 消費者庁も注意喚起
冷えた体を温め、疲れを癒し、清潔にしてくれるお風呂。入浴剤を買って帰ったり、温泉や銭湯に足を運んでみたりと、老若男女を問わず多くの人がバスタイムを楽しんでいます。
そんなお風呂場で命を落とす人が増加しているのだそう。
消費者庁も注意喚起
消費者庁が1月20日に発表したリリースによれば、平成26年までの10年間で、浴槽での溺死者数は約7割増加しているのだそう。そのうち多くは高齢者ですが、若い世代もふだんの入浴習慣を振り返ってみる必要がありそうですね。
また、入浴中の事故は約半分が12月から2月に発生しています。気温差と事故の数に関連がみられるというリポートもあり、この時期はよりいっそう気をつける必要があります。
入浴前に部屋の温度を上げる
よく聞くのは、お風呂をわかすとき、ふたを開けっぱなしにしたり、シャワーを出したりして浴室の温度を上げる方法。しかし、脱衣所の温度については何か対策をしていますか?
寒いところから急に暖かいところへ行くと、温度の変化で血圧が大きく変動し、気を失っておぼれてしまうことがあります。浴室暖房のついているお家も増えましたが、浴室と脱衣所の両方をよく暖めてからお風呂に入るようにしましょう。
消費者庁も注意喚起