「男は座り小便」ルール化提案、導入すれば健康促進にも効果的?
・便器の外に飛び散るといった問題から、最近は座って用を足す“座り小便派”の男性も少なくない。
「掃除の際に本人や家族が気になる」という意識から、多くは自宅など限定的な場所に限った
作法かもしれないが、スウェーデンではルール化を目指す職場が現れた。ある地方の議会で、
男性関係者全員が議会内においては「便器に座って用を足す」ことを義務付けるよう求める
声が上がり、話題を呼んでいる。
スウェーデン紙ザ・ローカルによると、ルール化が議論されているのは、スウェーデン南東部
セルムランドの議会。「座って用を足す」ことを呼びかけている左派地方政党の責任者
ヴィゴ・ハンセン議員によると、今回のルール化を提唱するに至ったのは、「尿がこぼれた
トイレの床を誰もが歩かなくて済むよう」衛生面を考えたことが理由の1つだが、もう1つ
男性の健康面にも重要な影響があるからだという。
この政党は、男性が座って用を足した場合には「より効率的に膀胱の中を空にできる」とする
医学研究があると主張。また、それにより膀胱への負担を軽減し続けられれば、結果的に
前立腺への悪影響も減り、性機能面においても「健康的で持続的に」良い効果をもたらす
としている。ただ、ルール化を巡っては異論を唱える人も少なくないようで、ハンセン議員は
「トイレの使い方を政治的に干渉することが目的ではない」とした上で、「男性たちがきれいな
トイレに入る権利を与えたいだけ」と説明しているそうだ。
左派地方政党側では、突然ルールが変更されても戸惑わないよう、どうしても立って用を
足したい男性職員は、指定の便器を利用するとの配慮も検討。もしルール化が実現して
男性用小便器を設置する必要がなくなれば、議会建物内のトイレは男女関係なく利用
できるとして、効率化にも期待を滲ませているようだが、女性関係者はどう思うのかは
気になるところだ。(抜粋)
http://news.livedoor.com/article/detail/6656588/