大根2016年2月27日(土)にTBSテレビ系列で放送された「サタデープラス」の「Dr.プラス」のテーマは、「発見!最強長寿食『凍み大根』&『トマト寒天』スペシャル」でした。
毎回健康な毎日を送るうえで必要な情報をわかりやすく放送してくれる「サタデープラス」。
今回スポットライトを当てたのは、ずばり「長寿食」。健康に長生きするために有効な食材「長寿食」を2つ取り上げていました。
で、そのうちのひとつが「凍み大根」でした。
凍み大根というのは、長野県で古くから食べられている乾物。地元の長野県ではごくごく一般的に食べられている食材のようですが、全国的な知名度はそこまで高くありませんよね~。
で、なぜ凍み大根が長寿にもってこいなのかというと、そもそも乾物自体が非常に健康に良いんです。
乾燥させることにより、食材内のビタミンやカルシウム、ミネラル、食物繊維といった健康維持に欠かすことのできない栄養素が濃縮され、普通に食べるよりも格段に栄養価がアップしてくれるんです。
いろいろある乾物の中でも、とりわけ健康に良くて長寿にもってこいと言われてるのが凍み大根!
凍み大根を食べると、コレステロールが減り、代謝がアップし、美肌効果も見込めるとのこと。
以下、番組内で紹介された「凍み大根の長寿&健康パワー」を詳しくまとめました。
健康的な長生きを目指している方はぜひ参考にしてみてください♪
凍み大根で老化防止!
老化防止にうってつけの食材が凍み大根。
凍み大根は乾物で、最大の産地は長寿県として有名な長野県。
そもそも長野県は乾物の生産がさかんに行われている場所で、凍み大根は古来から作られ、地元の人々に親しまれています。
作り方は非常に簡単!
大根の皮をむいたあと、大きさを揃えて輪切りにします。
続いて輪切りにした大根を約5分ほど茹でて、箸が通る程度になったらあげます。
これを冷ましたあと中央に穴を開け、藁を通します。
あとはこれを軒下に吊るすだけ。
非常に工程は簡単なんですが、実はここからが凍み大根作りでもっとも重要な点なんです。
凍み大根がおいしくなるかどうかを決定づけるのは気温。一日の間に寒暖の差があり、凍結と解凍の繰り返しが行われるのがベスト。その条件を満たしているのが長野県の気候というわけです。
凍み大根の健康パワー
凍み大根に秘められている健康パワーのカギを握っているのが、凍結と解凍を繰り返しながら作られている点。
乾燥する過程で、大根の細胞は壊れます。それによって、栄養素が腸管から吸収されやすくなるんです。
栄養素が濃縮されることで、体内に吸収されやすい状態になるというわけですね。
で、具体的に凍み大根がどう体に良いと考えられているかというと、血管を若返らせると言われています。
そもそも血管を傷害する大きな原因は高血圧です。で、高血圧の主な原因は塩の摂り過ぎ、ナトリウムが悪さをするせい。
凍み大根には、高血圧の原因とされるナトリウムを体外へ追い出してくれるカリウムが非常に豊富に含まれているんです! なので、血管・高血圧に良いとされています。
具体的に、凍み大根に含まれているカリウムは、生の時と比べて約15倍も多くなっており、ほかにも鉄分も15倍、カルシウムも22倍と爆発的に増えているんです。
さらに凍み大根がもつ食物繊維には、悪玉コレステロールの吸収を抑えてくれる働きがあるので、動脈硬化予防にも良いと考えられています。さらに腸内環境も整うので、肌の老化防止も期待できます!
血管の若返りに動脈硬化予防、果ては肌の老化防止と、凍み大根は健康食材としては極めて優秀と言えそうですよね♪
さいごに
以上、番組内で紹介された「凍み大根の長寿&健康パワー」のまとめでした。
魅力的な凍み大根ですが、長野県内の道の駅や東京のアンテナショップ、またはネットなどで販売されているとのことなので、興味を惹かれた方はぜひ一度購入してみてください!