2016年3月10日(木)に日本テレビ系列で放送された「あのニュースで得する人損する人」の「坂上忍の得ワザ! 損ワザ!」というコーナーの中で、「科学探偵・得川コナン流インスタント麺をモチモチ生麺にする方法」が紹介されていました。
「坂上忍の得ワザ! 損ワザ!」では、これまで、時間のかかるパン作りをあっという間に可能にしてしまうバタコやんや、有名料理店のメニューの再現レシピをどんどん作り上げて紹介してくれるサイゲン大介など、魅力的なキャラクターがいろいろと発掘されてきました。
で、今回の「坂上忍の得ワザ!損ワザ!」でも、新たなヒーローが登場しました。そのニューヒーローとは、科学の力を使った不思議な科学レシピをレクチャーしてくれる、「科学探偵・得川コナン」です。おもいっきり日テレの看板アニメ・名探偵コナンにインスパイアされてますが(笑)、わかりやすくていいですね♪
得川コナンの正体は、芸歴5年目のピン芸人・丹佳夫さん。彼は京都大学大学院修士課程を修了し、理科検定化学1級の資格を持つ科学の天才♪
そんな得川コナンが今回披露してくれたのが、「インスタント麺をモチモチ生麺にする方法」。
日本人がこぞって大好きなことで有名なインスタントラーメン。そのインスタントラーメンに使われている麺こそインスタント麺(乾麺)です。
この乾麺、もちろんこれまでのさまざまな企業努力のおかげで非常においしいんですが、モチモチ食感という観点から見てみますと、やはり弱さは否めませんよね。
味の良し悪しを決める要素のひとつが食感ですから、よりインスタント麺をモチモチにすることができれば、おいしさがアップすることは間違いありません。
そんなときに使えそうなのが、今回得川コナンがレクチャーしてくれた「インスタント麺をモチモチ生麺にする方法」になります。
インスタント麺を戻す際、普通熱湯で茹でますが、この茹でる工程で重曹を加えると、摩訶不思議、茹で上がった麺は極上のモチモチ食感をまとってくれているんです!
以下、番組内で紹介された「インスタント麺をモチモチ生麺にする方法」を簡単にまとめました。
普段食べているインスタントラーメンを劇的においしくする裏技なので、ぜひ一度試してみてください♪
インスタント麺をモチモチ生麺にする方法
使用するものは、料理用の重曹。
重曹と聞くと掃除のイメージが強いですが、料理用の物もちゃんと販売されています。
方法は非常に簡単。
まずお湯を沸かし、そこに小さじ2杯の重曹を入れて溶かします。
重曹を溶かした熱湯で、麺を3分ほど茹でます。
器にお湯と粉末スープを入れ、スープを作ります。
最後に、お湯から麺を上げ、スープと合わせれば完成!
たったこれだけで、麺には劇的なモチモチ食感が生まれ、まるで生麺のような食感になってくれます♪
メカニズム
この科学レシピのポイントは、「かんすい」という成分。
かんすいとは、炭酸ナトリウムなどを含む物質で、中華麺を作る際に欠かせないものです。
このかんすいを入れることで、ふっくらもちもちの食感に仕上げることができます。
実は、インスタント麺にもかんすいは含まれているんですが、油で揚げるとき、かんすいが多いと麺の色が変わってしまうため、含む量を少なくしているんだとか。そのため生麺よりもモチモチ感が落ちてしまうとのこと。
重曹はお湯の中でかんすいに変化してくれるので、これで茹でれば、麺にモチモチ感が生まれるというわけ。
さいごに
以上、番組内で紹介された「インスタント麺をモチモチ生麺にする方法」の簡単なまとめでした。
料理用重曹さえあれば簡単に試せる得ワザ♪
頻繁にインスタントラーメンを食べるという方は、ぜひとも試してみてください!