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2016317(木) 11:16

危険?住宅ローン編 「週刊文春」の記事を読んで

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「老後破産」「貧困老後」という文字が週刊誌に躍っている。

『「老後破産」はこう防げ! 住宅ローン編 返済が月収の2割超、90年代に購入した人は危ない』(「週刊文春」

「週刊文春」では、次のような実例を紹介している。
 Aさんは2階建ての建売住宅を1994年に購入し、3900万円借り入れて35年ローンを組んだ。

返済は毎月12万円と年に2回のボーナス時に30万円。妻の月収も40万円あり、繰り上げ返済もしていたために、まさか住宅ローン破綻するとは思わなかったようだ。

しかし定年を迎えた時、退職金は大幅に減額されて1000万円に届かず、再雇用の条件も悪くなった。妻が病気になったこともあり家計の収入が激減し、自宅をやむなく売却したが、600万円の借金が残った。

 同誌において任意売却の専門家は、住宅ローン破綻する人が増えている実態を次のように語っている。
「破綻の相談は今年に入って増えており、昨年の倍、年間1000件に達する勢いです

破綻に陥る理由は、高額購入、退職金の減額、リストラ、病気、離婚……あらゆるものがあり、複合的でもあります。相談に来られた方に共通して言えるのは、ローンを組むときに破綻を想像した方は一人もいないということです」
 また別の専門家は、今後も破綻は増えると警鐘を鳴らしている。

「購入者が破綻する時期は、平均して、購入後15~20年です。ここ数年の破綻者は、地価がまだ高かった1995~97年にフルローン(頭金なしの全額融資)で購入した人が目立ちます。

この時期に購入して、これから定年を迎える人も多く、今後破綻は増えると思います」(「週刊文春」)
 高値つかみしてしまった不動産に、当時の高金利でなかなか減らない住宅ローンの元金、そこに思わぬ退職金の減額が襲うわけだ。


(「週刊文春」)記事より
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