わたしたちの太陽が46億年前に生まれた時には、そのもとになったガスやチリは、もともと回転していて、それを囲むガスやチリも当然回転していました。
その原始の太陽をめぐるおびただしい数の物質から小さな無数の微惑星びわくせいが誕生し、それらがぶつかっては合体することをくりかえしながら、地球などの惑星ができたと考えられています。
ですから、回転している物質から生まれた惑星たちは、その角運動量を引きついで自転していて、その自転軸や自転の方向も、それぞれの惑星がどのようにしてできたのかを反映したものになっていると考えられます。
引用元-地球の自転・公転│宇宙科学研究所キッズサイト「ウチューンズ」