40億使たって あまるけど・・・・
増えて増えて・・・・・
子供がもらったお金を、「ママが貯金しておいてあげるから預けなさい」と言って親が回収し、そのまま永遠にもどってこない…
な〜んてよく聞くあるある話だと思います。わたしが子供のころもそんな感じでした。
おじいちゃんに話したら ママに雷落ちたw
でもこれって、子供を貧乏にするNG行為 絶対ダメ!
日本は子供はお金について学ぶ機会がない
とても不幸なことに、日本の子供は“お金”について学ぶチャンスがほとんどありません。
お金の仕組みはもちろん、稼ぎ方、使い方、殖やし方などなど…
日本にはなぜか“清貧”意識みたいなものが強くあるため、子供たちは親からも学校からも、お金の話から遠ざけるように育てられてきました。
そして大多数の人は大人になって初めて、本当の意味で“お金の力”や“お金の怖さ”を知るんですよね。
だからお金の持つ魅力や魔力に抗えずに身を滅ぼすひとがたくさんいるわけです。
もしくはお金にまったくの無知のまま、貧乏で一生涯を終えるかです。
子供のうちにお金で失敗させよう
こうゆう不幸を防ぐためには、なるべく早いうちにお金で失敗してしまうことです。
早いうちというのはつまり、子供の頃ですね。
子供のころに、お金とはどんなものなのか?お金があるとどんな良いことがあるのか?お金がなくなるとどんな悲しいことがおこるのか?
お金はどうすれば手に入るのか?どうすれば増えるのか?どう使えば有意義といえるのか?…などを失敗しながら学んでいけばいいのです。
お金というのは単なる“道具”です。道具というのは使えば使うほど使い方に慣れてきますので、子供のころからどんどん使わせるべきなんですよね。
どんどん使わせるというのは、たくさんお金を与えよと言っているわけではありません。
「貯金しなさい!」「大切に使いなさい!」なんてうるさく口出ししないで自由に使わせればいいのです。
子供が自分で考えて、お金を使って、あわよくば失敗して悩む姿を見守ってあげましょう。
失敗からしか学ぶことはできない
とは言え、放ったらかしにしてしまっては子供も学習できません。
子供が学ぶために、適切なタイミングで適切なアドバイスをあたえてあげましょう。
コツとしては、子供が失敗したタイミング、悩んだタイミングで教えてあげること。
例えば…
子供がすぐに全額を使ってしまい、あとで欲しいものが出てきたとき。「お年玉を半分残しておけば、欲しいものが買えたんだよ」と教えてあげましょう。
もらったお年玉では欲しいものにちょっと足りなかったときは「次のお小遣いまで使わずに我慢すれば買えるんじゃない?」と教えてあげましょう。
とくに欲しいものがないときは「無理やり使わないで銀行に預けておけば?銀行に預けると、お金が増えるんだよ」と教えてあげましょう。
お金を大切にせず、そのへんに置きっ放しにしたときは、「お金が落ちてたからママがもらっちゃった。お金は大切にしないとなくなっちゃうんだよ」と教えてあげてもいいでしょう。
子供に限らず大人もそうですが、人間は失敗したときにこそ、身をもってなにかを学びます。
失敗しないうちからガミガミと叱りつけても、なんで怒られているのかを本質的に理解することはできないからです。
だから子供のうちにあえて失敗を経験させてあげるのです。大人になってから失敗したら、それこそ取り返しがつかないことになりますからね。
親がきちんと子供に使うお金勉強させないと貧乏が遺伝します。マジです。
お金はお金を呼ぶw
さて、いかがでしたか?
わたしたち大人がお金の知識について苦手意識をもっていたり、無駄遣いをして貯金がなかなか貯まらなかったりするのは、子供のころからろくにお金について学んでこなかったからです。
もし、もっと早くからお金について学んでいれば…あなたは今ごろ順調に貯金を増やし、資産を築いていたはずですよね。
そのための絶好のチャンスが、おこずかいやお年玉などです。
子供のお金を親が使い込むなんてとんでもありません。あなたの失敗を子供たちに繰り返させてはいけませんよ。
子供のお金を親が使い込むと貧乏が遺伝すると覚えておきましょうね。
・・・・・マジです。