シーマは以前からリアビューのカッコ良さが気に入っていて、いつかは乗ってみたいクルマでした。
シーマのオーナーは高級車へ買い替えを考えていた人で 車を譲っていただきました。
信じられないお値段で 即決w
購入したのは平成3年式 後期型 Y31シーマ タイプIIリミテッド マルチAVシステム装着車 (平成2年11月下旬製造、栃木工場生まれ)です。
新車当時の価格は ディーラーオプション分を含めると、推定480万円です。
搭載エンジンはVG30DET型で水冷V型6気筒3リッターDOHC、ハイフローセラミックターボで255馬力です。
足周りは電子制御エアサスペンションです。
日産独特の造りがまじめなクルマ
このクルマを購入した決め手はやはりスタイルの良さ。特にリアビューが最高です。長いあいだ満足できそうなことも要因です。日産独特の造りがまじめなクルマで大変気に入っています。
自分の場合、価格、エンジン性能云々よりも、まずバランスの良いデザイン優先なのです。
仕事が終わり、シーマに乗ってドアを閉めると、シーンと静まってホッと落ち着ける瞬間が心地よく、疲れていても「そうだ、○○へ行こう」と、どこか遠くへ行きたくなるほどです。
乗り心地を味わいながら走る
電子制御エアサスペンションは、路面の小さな凹凸なら完璧に吸収するので、まるで分厚いベッドの上に座っているような感覚があります。
路面の状態を伝えにくいため、初めて運転したときは何だか滑るように走るので怖くて足を広げて踏ん張りながら運転した記憶がありとてもお気に入り。
速はアクセルペダルを踏んだ量に対して素直に反応し、力強いです。急坂も一気に登ってしまうため、アクセル全開にしていられる時間はほんのわずかです。発進時はリアがかなり落ち込むので、ドアミラーを主翼にして飛んで行く様な姿にも見えます。
シーマはそういった力強さが魅力ですが、のんびりゆったりと乗り心地を味わいながら上品に乗ることも、もうひとつの魅力です。
エアサスペンションが柔らかいと感じたら、かたさを変えたり、エアサスキットで車高を上げ下げしたりして乗り心地が変えられます。この点が愛車を手放せない理由のひとつです。
乗り心地は燃料の残量(重さ)でも変わります。そもそもエアサス車はフル乗車したり荷物を積んだりしても車高を一定に保てるので、空車時でもリアが低い姿勢になっています。
このため、発進時や大きく凹んだ路面を通ったときは、リアがさらに沈んでしまいます。
乗り心地の感じ方には個人差がありますが、エアサスキットでリアの車高を2~3㎝上げるだけでも乗り心地が向上します。
また、エアスプリングのバネ定数をハード固定にすると、乗り心地が格段に向上します。
形態 燃費
毎日の通勤(渋滞あり) 6.8~7.1km/L
7.0~7.8km/L
ドライブ(高速なし、山岳路あり) 9.0~9.8km/L
8.5~11.5km/L
高速(オートクルーズ走行) 12.0km/L
みなさん どこかでお会いしましょ~