みなさん おひさしぶり天気がいいとやることがいっぱい
で頭がショート・・・・・
今年も農作業 いよいよ本業が忙しくなってきて
人手不足(泣)
ダイエットや美容、そして健康のために、野菜を積極的に摂っている人も多いのではないでしょうか。野菜は、よく噛むことで唾液が分泌されやすく、満腹感を得やすい食べ物です。さらに、ビタミンやミネラルも取れる優れた食品です。
その野菜の中でも、色の濃いものが多い“緑黄色野菜”は、体に良い影響をもたらす効果が大きく、“淡色野菜”だけでは補えない栄養素がたっぷり入っています。
しかし、この“緑黄色”と“淡色”の違い、ちゃんと理解していますか? 今回は管理栄養士の筆者が、緑黄色野菜について、その詳細をご紹介いたします。
■芽キャベツとキャベツでは野菜の種類が違う!?
緑黄色野菜というと、緑や黄など色の濃い野菜を指すと思いますよね? 確かに色の濃いものが多いのですが、これから旬のゴーヤやグリンピースなどは、実は緑黄色野菜ではないんです!
また、種類が同じような仲間でも区分が異なるものがたくさんあります。キャベツや黄ピーマンは淡色野菜ですが、芽キャベツや赤ピーマンは緑黄色野菜なのです。さらに、大根は、根は淡色野菜ですが葉は緑黄色野菜という、1つの野菜でも部位によって種類が異なるものさえあります。
■そもそも緑黄色野菜って何?
同じ野菜・種類でも区分が変わってしまう理由は、緑黄色野菜の定義にあります。「野菜100g中、カロテンが600マイクログラム(μg)以上含まれているもの」という基本の定義があるため、緑色でも緑黄色野菜ではないものがあります。逆に、春が旬のつくしは、緑色ではなくても緑黄色野菜なのです。
またトマトや青ピーマンは、カロテン量が基準量より低い食品ですが、「食べる量や回数が多いため充分なカロテン摂取につながる」ということから、緑黄色野菜に区分されています。
■カロテンだけではない緑黄色野菜の美容効果
カロテンには、“体のサビ=活性酸素”を減らす抗酸化作用があるので、シミ・シワ予防や美白効果が期待できます。
さらに、緑黄色野菜の特徴として、抗酸化物質であるビタミンC・Eも多いので、たるみ予防や血行促進などの働きも加わり、美容には大変有効な野菜です。そして、細胞の老化を防ぐ元気な細胞を作り出すことから、がん予防にも有効とされています。
以上、緑黄色野菜についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
現在日本では、1日の野菜の摂取量は350gが望ましいとされていますが、内120gを緑黄色野菜で摂るよう勧められています。もちろん淡色野菜も、緑黄色野菜よりも免疫力向上に役立つ、疲労回復によい、などの健康効果をもつことが明らかになってきています。
緑黄色野菜と淡色野菜、両者をバランスよく摂ることが大切なのですね。ぜひ、食品選びの際に気にしてみてください。