同県に縁のある芸能人からも被災地を気づかう声が上がった。
4年前から益城町に隣接する熊本市郊外で家族と暮らす井上。恐怖の瞬間を「ドーンと下から突き上げるような大きな揺れで、立っていられなかった…」と表現した。
地震後は、8歳の長男、6歳の長女、4歳の次女を連れて、近くの友人宅に避難。庭にテントを張り、たき火をたいて一夜を過ごしたが、余震が続き、ほぼ寝られなかったという。15日は近くにある実家に向かった。自宅にはいまだ帰れていない状況だ。
熊本県に縁のある芸能人も次々とブログやツイッターを更新。熊本市在住のタレント、スザンヌ(29)は、最初の揺れは仕事で滞在していた福岡県で遭遇。両親ら家族の無事を確認できたと報告し、「(県民が)一刻もはやく普段の生活に戻れるように願っています」とつづった。
同県出身の歌手、森高千里(47)は公式HPで、熊本に住む家族の無事を伝えるとともに「かなりショックを受けています」「言葉になりません」と胸中を吐露。
熊本市出身の歌手、水前寺清子(70)は16日にも熊本入りするという。これまでの被災地支援の経験上、避難所などにトイレットペーパーやティッシュペーパーを差し入れる予定だ。
同県出身の女優、福田沙紀(25)もブログに「熊本城の姿がいつもの姿ではなく目に焼きつき心が落ち着きません」とつづった。
記事元 夕刊フジ