ネオクラシックな日本車が人気!手の届かない存在になりつつある理由
クルマ好きの友人や知人と話していると、しばしば指摘されることがあります。そして続けざまに「いま、ちょっと前の日本車と部品が手に入りにくくなってない?」といった話しの流れになることがしばしばあります。
そこで、「ネオクラシックな日本車が人気!手の届かない存在になりつつある理由」と題して、整理してみました。
個体の絶対数が減少している
例えば、スカイラインGT-R(R32)を例に挙げると、最終モデルは1994年式。いまから22年前です。そのとき生まれたお子さんが、社会人として巣立つ時期に来ているのです。
総生産台数は43,934台といわれていますが、現役として日本の路上を走っているスカイラインGT-R(R32)は何台くらいなのでしょうか。すでに営業していない中古屋で雑草に埋もれつつあるGT-Rや当時のクルマたちを見ると、何ともいえない気持ちになります。
そんな私も貴重な1台を友人を通して譲っていただきました。
これまでにはない海外需要
また、いわゆる「25年ルール」といわれている、生産から25年以上経過したクルマは、排ガス検査を通さずに輸入できる制度の影響が大きな要因、理由といえそうです。
NSX(特にType-R)や、RX-7(FD3S)あたりがそろそろ視野に入ってきます。いずれは、R33,R34型のGT-Rもいま以上に海外に流れていく運命でしょう。