自分が元気になる時を振り返ってみてください。
もし、今のあなたが恋をしているとしたら。きっと、あなたの元気の根っこは、あなたの好きな相手ではないでしょうか?
たとえ仕事でイヤなことがあっても「落ち込む気持ちも分かるよ」と彼に親身になってもらえて、愚痴や悩みも受け止めてくれる。「俺でよかったら、いつでも話聞くから。元気出してな!」な〜んて言われたら、元気にならないわけがありません。でも、残念ながら現実はこちらの妄想通りにはいかないものです。(笑)
そんな時は、気になる彼にこう言ってみてください。
今日、食事でもしない?
ポイントは、電話ではなく『メール』で。(※テクニック的なことになりますが、今回の手法は、気軽なLINEよりも『メール』です)
「食事しない?」という言葉はごく一般的であって、これといって特別な言い方ではありません。しかし、唐突に「食事しない?」とメールが届くと、相手はいつもと違う違和感を感じるものなのです。よほど勘の悪い男性でないかぎりは、「突然どうしたのだろう?」「何かあったのかな?」と思うでしょう。
相手から「突然どうしたの?何かあった?」と返事がくるかもしれませんが、詳しい返答はしないこと。ここではあえて「まぁまぁ、とにかく食事しよ!ね?」と、メールで元気さをアピールしておくのが賢いやり方。
ここで詳しい返答をすると、電話がかかってきたりしますし、電話口で「どうしたの?」と相手に優しくされると、つい長話してしまいやすく、直接会うことの価値が下がってしまいますので。最初に電話で連絡しないのも同様の理由からですね。
そして彼と会ったら、いよいよ!
…と思うかもしれませんが、ここでも『悩みや愚痴は言わない』のがミソ。
純粋に彼との食事を楽しみます。美味しい食事や彼との会話を楽しむ。ただただ純粋に、です。彼の近況報告などをたっぷり聞いてあげながら、普段通りの明るい自分でOK。
そして、彼との楽しい食事の時間が終わったら、そのままお店も出ちゃうのです。
「えっ?、それじゃ意味ないじゃん!」って?
ノンノン。ここからが意味アリなんです!お店を出て、二人で歩きながらポツリとこう言うのです。
今日は、甘えさせてくれてありがとう。
ずっと元気だったけど、やっぱり何か悩み事があるのだろう。それなのに俺ばっかり喋っちゃったよ(反省)
そして、こう返答してくるかもしれません。
「おいおい!俺は何もしてあげられてないよ。やっぱり、何かあったのか?」と。そんな彼の動揺は気にせずに、こうたたみかけましょう。
こうやって、あなたと一緒に過ごせただけでいいの。ありがとうね!
う〜っ、こんなこと言われたら男は『助けになってあげたいモード全開』になること間違いなしです!
男は、いつだって女に頼られたいと思っています。でも、頼られ過ぎると重く感じてしまうのも男の特徴。やっぱり大事なのはバランスなんですよね。
「一緒に過ごせただけで良かった」なんて言ってくれる女を放っておく男はいません。ここには、「ねえ、私の悩み聞いて聞いて!」と言ってくる女性に対しては感じることのないものが存在します。
そこにあるもの。それこそが『男心をつかむ秘訣』なのでしょう。
別れ際に「今日は本当にありがとう。また食事しようね!」と自然に言えばOK。次は彼の方から食事に誘ってくることでしょう。「次こそは彼女の力になってあげたい!」と意気込んで。