今と深くつながっている感覚を持つためのコツ。
Love & Peace Forever
「今と深くつながってる!」という感覚は、「自己受容」の状態でなければ感じることが出来ません。
「自己受容」とは、『ダメな自分も含めてありのままの自分を受け入れる』ということです。私は「自己受容」の反対を「自己評価」だと考えています。
人が自分自身に自己評価を下すとき、ほとんどの場合において他人と比べています。
「こんな自分は(◯◯と比べて)ダメだ」「今の自分は(◯◯と比べて)マダマダだ」など、自己評価の裏には「誰か」がいるものです。
つまり、「自分を評価してしまう人」は、『ありのままの自分を否定している人』なのです。
たとえ僅かであっても、「私は人からどう思われているのだろう?」と余計な考えが入り込む余地が出来てしまっている状態では、今と深くつながることは出来ません。
「自己受容」の状態は、「自分には何が与えられて、何が与えられていないのか?」ではなく、『既に与えられた自分という存在をどう使うか?そして、どう生きていくか?』に目が向いている状態です。
今と深くつながっている感覚を持つための必須条件は、【まず自己受容(まだまだ足りない!を卒業)。そして「何かを得よう」とするのではなく、「何かを与えよう」とすることである】と言えるでしょう。
「得ようとしないこと」が大切なわけ。
私たちは、「自分には価値がない」と感じると「孤独」を味わうことになります。
「自分には価値がない」を言い換えると、「自分には何も与えられていない」「自分には何かが足りない(欠けている)」ということでもあります。
そう思っているからこそ、多くの人は『何かを得ることで孤独を埋めようとしてしまう』のです。
しかし、残念ながら何かを得ることで孤独を埋めようとしても一時的な慰め程度にしかなりません。
多くの人は、他人から認められたり愛されたりすれば孤独でなくなると思っているようですが、そのために「ありのままの自分を隠してしまう(他人に合わせてしまう)」と、結局は孤独が埋まらないのです。
それよりも、「ありのままの自分を見せたら嫌われてしまう」という怖れの方が先に立って、いつも何だか満たされない気持ちになってしまいます。
他にも、飲んで寂しさや孤独感を紛らわせようとしたり、高級ブランド品で自分の欠けている部分を隠そうとしたり、ひたすらに食べることで身体的に満たそうとしたり、仕事に逃げてワーカホリックになることで孤独を感じないようにしたり。
でも、結局は孤独が埋まることはなく、さらなる孤独を埋めるために他の様々な何かに救いを求め続けるようになるのです。