『一年の計は元旦にあり』ということわざがあるように、競馬界では『一年の計は金杯にあり』と言われるように、関係者も一般ファンも色々な意味で注目しているのが東西金杯だ。
条件だけ見れば、東西ともにG3のハンデ戦に過ぎない。ただ、新年最初の重賞を勝ったとなれば、誰しもが『新年早々、縁起がいい』と思うモノ。特に、馬主は本業を持っている人間がほとんどで、縁起を担ぐ人間が少なくない。厩舎にしてみれば点数稼ぎのチャンス、ある意味でこの勝利がGⅠ並みに価値がある1勝となることもあるのだ。もちろん、こうした馬主が絡んだ話は世間に出回ることがないので、一般ファンの方は知る由もないだろう。