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狩人の蔵、出来事
狩人

2010329(月) 08:28

過去最長156日が終了

平成21年10月24日からスタートしたエゾ鹿猟が、平成22年3月28日で(一部短縮地域、西興部猟区を除く)21年度の鹿猟が終了しました。

増え過ぎたエゾ鹿を、狩猟期間を前年より1月延長してエゾ鹿を減らそうと北海道のエゾ鹿対策です。

狩人も過去最高の捕獲数を記録しました、少しは貢献できたかな。

乾皮にしたエゾ鹿の毛皮、写っている物は約3分の2の量、毛を抜いてセーム革や鹿革に加工する業者に引き取られていきます。

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鹿革は古くから利用され、戦国時代の鎧、武道具、等に使用されてきました。


狩人の蔵では、エゾ鹿は全て現場で血抜き等の一時処理後、一頭丸ごと車まで引っ張って全て持ち帰り有効利用をしています。

肉はもちろんの事、角、皮、骨、足、内臓(肺、心臓、肝臓、鹿鞭)等を加工して、北海道の特産として利用する事で、命を頂いた、エゾ鹿に対しての供養と礼儀と考えています。

エゾ鹿を沢山捕獲して農林業、交通被害等に貢献出来るのは良い事ですが、残念ながら、何時になっても一部の狩猟者が肉の柔らかい部位のみ切り取り、あとの残滓を放置する者が未だに居るのが残念です。

林道の側で捕獲したり、わざわざ自動車の近くまで引いて来て、解体?、残滓を林道脇に放置。
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雪が解けると数多くの残滓が出てくると思います、林道は狩猟に関係が無い、林野の職場作業場、山菜取り等の一般国民の往来の場所です、狩猟者は責任をもって処理してほしいものです。

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悪質な者もいて林道上に放置してあり、オジロ鷲、キツネ等が付いていました。

この地区は、毎年地元の猟友会が、雪解け後残滓を回収して居ると聞いていますが、広い国有林を回る事は限りがあります、狩猟者全員がルールを守り安全狩猟を願っている狩人です。
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