薪ストーブ・煙突の完成 4/16/2020
懸案の
ストーブと煙突の暫定工事が終わった。熱効率を考えて煙突を屋根に組み込むことを直前に決めたので 仕上げ工事が複雑になってしまった。組み込む
煙突ルームは
耐熱石膏ボードを二重にし 上下は
モルタルのメガネ石を使う。ただ屋根構造の都合上 スペースが狭く 十分な耐熱効果があるかが心配だ。またストーブ位置と壁との間隔が比較的狭いので
壁の耐火性を高める必要がある。
メガネ石はホームセンターにもあるが 上等のものは5千円もする。
今回は初体験だが
自作したので 性能はともかくはるかに安上がりだ。型枠と底を端材や合板で作り ボイド管を寸法の場所に置き 金網は厚さの真ん中に小石で浮かせる。モルタルは混合済みの市販品でも良いが ここでは砂1とセメント1を良く混合し水を加えて流し込んだ。ポイントは流し込んだ後に 棒などで
良く攪拌して空気を抜くこと。本当は板に剥離剤を塗っておくと良いが 今回は忘れてしまった。2日間放置後に木枠をバラしたらうまく出来た。
屋根部分の板金を終え 煙突を固定してストーブに接続した。今回は
鋳物製の薪ストーブの調達が間に合わず
仮ストーブとして北海道伝統の
ダルマストーブを用いた。着火して様子を見たが 吸い込みも良好で安堵した。今後は通常の火勢で長時間燃やしてみて 煙突ハウスの温度やストーブ回りの耐熱板の状態をチェックしたい。ここ
十勝は寒冷地なので
夏でも気温が下がれば
ストーブを焚くし 調理にも使えるので 今回の完成は非常に喜ばしい。
木製キャビンでは
火事が最も怖いので
耐熱性の具合は使用しながら
慎重に確かめたい。改良点などあれば
皆様にご教示をお願いします。