外壁の仕上げ6/13-14/2020
パイン材のサイディング仕上げを施工した。高級そうに聞こえるが 実は納屋などの外壁によくある松材の斜め張り仕上げだ。これはコスパが良いのと山小屋の雰囲気にマッチする。
断熱材を張った上を
防水紙の
タイベックでラップする。(この防水紙は水蒸気は通すが水は通さない。おそらく撥水性の紙で 穴のサイズを水分子だけが通る程度に作るのだろう。DuPontの特許で 世界中で使っているので大もうけをしたはず)。要所は耐水テープで防水した。このラップの上を
パイン板材でサイディングを仕上げる。また鎧葺きの隙間は空気層になることを期待する。
6/13-14はワンゲルOBの
長老Sさんと
棟梁Sさんが来てくれたので この仕上げを手伝っていただいた。3.6mの長尺材を鎧葺きするのは とても一人でできる作業ではない。キャビンは北側に傾いた斜面にあるので 最難関の作業は
「北壁」の板張りだった。足場はあるが 左右の呼吸が大事で 長老と棟梁は良いコンビだった。休憩時間の二人の対談もなかなか面白かった。ご尽力に心より感謝です。
補足: 今回の壁断熱構造はやや複雑で
外壁断熱と内壁断熱の両方になる。当初の計画は内壁断熱のみだったが コニファーのKさんから大量の断熱スタイロ板を頂いたので 外壁断熱もやることにした。実は好奇心から両方やってみたくなったのだ。このように壁の断熱は十分だが 屋根と壁のつなぎ目がうまく施工できるかが不安なので 効果のほどは不明だ。