日高町の日高山脈博物館 9/1/2020
国道274の
日高町の道の駅の東隣りに 日高町教育委員会の運営している「
日高山脈博物館」がある。そのものズバリの名称だ。3+1階建ての建物で 規模は小さいが一見の価値がある。代表的展示物は
岩石(注)
・樹木・動物・登山史だ。
なかでも登山史は良くまとめられていると思う。日高山脈は標高はさほど高くはないが 山深いので永く未開だった(アイヌの人々はそれより先なことは勿論だろうが)。
1925年に伊藤秀五郎が
山脈最高峰の幌尻岳を初登頂して以来 50年代初めまでに初登頂や冬季縦走続いた。この間 北大山岳部一色と言ってよい。また 伊藤秀五郎関係の展示もいくつかあった。
入場料が200円かかるが 案内のご婦人は詳細もご存じで いろいろ教えていただいた。30分程度でも十分に勉強になった。ドライブの休憩がてら 見学をお勧めする。
(注) 昔の地学の授業で教わったが 日高山脈の西と東では地質が違い 変成岩を含む銘石は日高側から出るそうだ。