国道274でシカと衝突 栗山町で 9/22/2020
9/22の午後6時半頃 国道274で十勝清水からの帰り道 夕張から栗山へ入ったところで
2頭のシカが右から左に出てきた。ブレーキを掛けたが
後ろの1頭と衝突してしまった。ハザードをつけて停車し 警察に電話して状況を告げる。懐中電灯で後続車に知らせるが 自主的な片側一方通行になってしまった。
シカは左車線の中央に倒れ 時々足を痙攣させていた。5分ほどして首を立てて回りを見るようになり 15分ほどしてから
よろよろと立ち上がり 左側の草むらに消えた。現場には
血痕と引きずり跡が4-5mは残っていたので
重傷は間違いなく 良くても運動障害で
長くは生きられないと思った。かわいそうなことをしてしまった。
車の状態もチェックしたが 暗い中では目立った変化はなく 走行は問題なかった。30分ほどでパトカーが到着し 事故届を作ってもらってから札幌に向かった。
翌日 いつのも修理工場で見てもらった。フレームに固定された
太いグリルガードだが 衝突時に後ろにシナッたらしく
フェンダーに当たった痕があった。これは左右ともだったので ガードのほぼ正面から当たったようだ。ライトと車軸にダメッジの可能性もあり 光軸とアライメントを測定してもらったが異常なしで安心した。社長には「
普通の車なら前つぶれと乗り上げで
全損だったね」と言われた。普段は邪魔なグリルガードだが
その効果に驚いた。道東では必需品だそうだ。
さて今回の衝突だが シカが出てきたのは民家が散らばっているところで油断していたが 2頭も出て来たのには参った(季節柄 むしろ民家の近くの畑に寄って来るのかもしれない)。もちろんブレーキは掛けたが 後続車もありコントロールは難しかった。しかし
夜間や早朝はスピードをもっと控えるべきだと反省している。倒れたシカを見ていると愛犬の顔をイメージしてしまい とても写真には撮れなかった。害獣と呼ばれる野生動物だが かわいそうなことをしてしまった。
皆様も気を付けてください。