たき火の知恵(3) 二次燃焼ストーブ 10/26/2020
高級な薪ストーブでは二次燃焼機構というのをよく聞く。二次燃焼は燃えた炎に空気を吹き込んで燃焼度を上げることで 原理自体は簡単だ。「これが二次燃焼ストーブだ」と紹介された時には 縦型洗濯機のステンレス槽か?というのが印象だった。しかしこれは非常に良く燃えるし あったかい。オキさえ出来てしまえば 生木をくべても燃えてしまうぐらい強力だ。
構造は意外と簡単で ステンレスの二重槽の外壁下側には空気取り入れ口がたくさんあり(写真右下) 内壁下側には通常のストーブのロストル(目皿)と同じに空気穴がたくさんある。ポイントは内壁上部に穴がたくさんあることで(写真右上) 外壁と内壁の間で予熱された空気がここから噴き出て 炎を二次燃焼させる。
「何だ 径の違う二つのステンレス容器があれば簡単に自作出来るだろう」と思ったぐらいだが 穴のあけ方などにノウハウがあるのかも知れない。値段は4万円とも7万円とも聞く。コニファーにあるので一度見せてもらったらよい。百聞は一見に如かずだ。