十勝ヒュッテの除雪(2) 除雪が嫌いなわけ 1/24/2021
昨日夕刻 二週間ぶりに十勝ヒュッテに来た。
主目的は雪が降ったらしいので 積もっていれば
除雪である。
朝見てみると
ベンチの積雪は30センチ程度なので 前回までのが10センチに新しく20センチ積もったということだろう。敷地周辺では藪がまだ隠れてはいない。屋根はツララはあるが 積雪はせいぜい20センチ程度なので
雪降ろしは必要ないと判断した。
駐車場だが到着時に積雪は気にしないで車を突っ込んだが 20
センチ程度の積雪が加わったので 後10センチでおなかがつっかえてしまう。これは除雪をしなければいけない。
スノーダンプを持ち出して始まったが 元来
除雪は苦手だ。除雪の好きな人はまずいないと思う。ワンゲル部員にはラッセルが好きですと言っていつも先頭を切る者もいたが
これは全くの例外だ(多分 雪と戯れるのが好きなだけと思う)。
自分が除雪が嫌いな理由を考えながら作業をしていたら 昔のことを思い出した。1990年に郊外に最初の家を建てた。バブルの後期で普通の給料で建てれる家は 仕事先からかなり離れた郊外のそれも雪深いところだった。
新興住宅地なのでこれから
町内会を作って行く途中だったらしく 町内会からの除雪についてのアンケート調査が回ってきた。家内が手が離せないので私に書けと言われ 何でもいいのか?と聞いたら 何でもいいからと言う。じゃというわけで 「
雪はきれいだし 春になると溶けるから わざわざ高額の負担金でやる必要はないだろう」と書いたら 後になって家内に「常識なし!」とこっぴどく叱られた。
これがトラウマになり 除雪が嫌いになった。
美としての雪と生活の雪は別というのはわかってはいるつもりだ。確かに変な答えではあるが 妙なことを言いだす人がいてもよいし 新しいことはそんなところから出てくるものだ。やや飛躍はするが
最近の日本社会は必要以上に真面目になり
許容性がなくなっていると思ったりする。大切なことだ。