十勝ヒュッテ 化石研究会の若者達が来訪 4/29~5/1/2021
一昨年から協力してもらっている化石研究会の若者達(注)が来訪して 作業をしてくれた。リーダ格のY君 M君 W君 航空大のYM君 それと元学生のN君だ。
今回が3回目なので
マキ割がサマになってきた。約半日の作業で薪小屋にだいぶたまった。これで
秋までは大丈夫だろう。感謝です。
斧の切れ味が悪いらしく 初めて研いでもらった。グラインダーで刃先を整える程度だが 切れ味は良くなったらしい。
試し切りは小ぶりの白樺だ。立木を斧で切ったことは無かったが まずまずのようだった。
玉切りの白樺に切れ目を入れて いわゆる
スエーデントーチを試作した。一年も乾燥すれば十分に使えるだろう。
Y君は近くの藪からタラの木を取ってきて
「タラの木」畑を整備した。うまく根付いてくれれば 来年はタラの芽のてんぷらが食べれるかも知れない。
コニファーの敷地整備で出たウドの根を2株頂いていた。これを記念植樹のエゾマツの横に植えて
「ウド畑」にした。これも来年収穫できることを期待する。
彼らは2泊してくれたので種々の話を伺ったが
自然と科学の造詣も深く 何よりも
並外れた行動力に敬服した。自分としては世界中の若者を観察して来たつもりだが 日本には彼らのような若者が少なくなったと感じていた。しかし 実は多数いることがわかってうれしかった。種々の領域で落ち目になった日本だが 将来は何とかなるとの思いを強くした。彼らは一徹・変人というよりも
バランスが取れているのが特徴だ。これからも頑張って頂きたい。
(注)彼らを化石愛好家と書いたが 日高山脈は構造山地なのでこの辺で化石が出るわけではない。フィールド大好き人間と言うのが正しいかも。