帯広のはげ天本店 8/16/2021
帯広駅前の「はげ天本店」に行っててんぷらを食べ 山岳部のノートを見たいという人の訪問を受けた。夕刻に帯広に行き 私は豚丼を 連れは天丼を食べたが もちろんおいしかった。
はげ天は昔から有名なお店だが
登山関係者には特別な場所でもある。戦前の日高山脈登山の黎明期の頃から 下山後の栄養補給に
はげ天でてんぷらを
帯広千秋庵でお菓子を食べてから汽車に乗ったのだそうだ。坂本直行さんの本にもその記述がある。その伝統は今でも続き
北大山岳部はげ天ノートにつながっているのだろう。
ノートは店員さんに頼んだらカウンターの奥から出してくれた。1970年代から現在までの数冊があった。内容は地図付きのルート報告あり 雑感ありで 最新は何とその日に下山したグループのモノだった。このノートはお願いすれば部外者も閲覧できるようだが 本来は北大山岳部関係者のものだ。今や文化財のように貴重で 部外者の書き込みはもちろん不可だろう。