晩秋三景 10/25/2021
晩秋になりまわりには見るべきものが少なくなってきたが 逆に
隠れていたものが見えるものもある。
枝ぶりや樹皮の色からシラカバ ドロノキ ハルニレなどを
簡単に判別できるようになった。ここのカラマツは
葉っぱが一方向にしかない。これは西風が結構強く当たるためだろう。このあたりでは久山岳方向から吹き降ろす風がかなり強いことがある。夜など静かな時には遠くからザーという風音が聞こえ それが近づいて来て しばらくして建物が揺れたりする(風速計を手に入れて計ってみたいとも思ったりする)。
林が風から守っているのがよくわかる。それだけ林には負担がかかり 片側だけのカラマツが出来てしまうのだろう。
低木の赤い実も目についた。ツリバナかもと近づいたが違うので 図鑑で調べる必要がある。
日没前の
斜光で初めて気が付いたのは 物置の茶色の板壁に残されたセミの抜け殻だ。よもや秋のモノではないだろうから 春・夏のものが残ったのだろう。雨風があったはずだがまだついているのは驚きだ。いつまで持つかこのまま見てみたい。