帯広の「
ホテルボストンのモール泉」は 温泉銭湯の紹介で読んだことはあるが まだ行っていなかった。12/5の日曜は朝早く起きたので 光南温泉の朝食付き温泉を目指して帯広に行ったが 何と予約客が一杯で断られてしまった。さて困った。大通り近くのファストフードで朝食を済ませて どうしようかと考えたら「ホテルボストン」が近くのような気がして 電話をしたら
幸い朝風呂をやっているとのこと。
着いたら番台にはだれもおらず 全体として古めかしくイマイチの雰囲気だった。自販機で
430円の入湯券を買った。(帯広は450円と思っていたが 公定料金は上限なのかもしれない)。
脱衣所から浴室に入ったら 大きい浴槽が一つだけでサウナはない。床が滑りやすくマットを張ってある。湯温が高めだったので 浴槽の端の方に適温の場所を見つけてお湯につかった。これが
非常に良いお湯で アワ付もあり びっくりした。あの噴水みたいなところから
源泉を掛け流していることに気が付いた。<内部の写真撮影は普通はご法度だが 入浴者も番台にも誰もいないので撮影させてもらった すみません>
脱衣所に戻り成分表を探したが見つからず 代わりに「
純温泉協会」の
認定書があった。この協会を初めて聞いたが 純温泉の定義は「源泉をそのまま利用している温泉であること」だそうだ。これによると アルカリ性単純温泉(
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉) 湯温43.5℃ PH=8.8のかけ流しで
純温泉A(完全放流式)と認定されている。やはり大きい浴槽の真ん中の噴水の湯口からそのままドボーと注いでいるんだ。これはすごい。施設は古めかしいが この
お湯は一度は行く価値ありだ。
補足: 純温泉の認定は北海道では いわない温泉(岩内)・雪秩父(ニセコ湯元)・ホテルほくよう(虎杖浜)と ここの4か所のようだ。
純温泉協会のサイトを再検索したら 北海で地域では 丸美が丘温泉(十勝川)とモッタ海岸温泉が追加され 計6か所になっていた。