山クラブのOBと現役は年末に
ニセコの五色温泉・別館で合同の冬合宿となった。若い世代は餅つきなどしたことは無いので
餅つきを伝承しながら 楽しいひと時を過ごすことが出来た。(専用の餅つき道具一式は別館で保管してもらっている)
臼と杵は使う小一時間前に
お湯を張って 湿らせておく(くつかないため)。もち米は
前の晩から水につけ十分に湿らせておく(適度な水分を与えるため)。もち米は
蒸し器で20-30分でちょうどいい位になる(指で潰せるぐらいまで)。
臼の中に入れて まずは杵をひねりながら
もち米を潰す(半殺し)。ある程度まとまるようになってから軽くつき始める。
餅を中央に寄せながら本格的につく。一番高い所を狙うが 「つき手」の
力は強くなくてもよい。
餅を返す「合いの手」は「つき手」の
90度に位置して 水切れに注意しながら餅を時々返す。声を掛けながらやるので ビビる必要はない。なお 杵は基本的に重力で振り下ろすので 無用な力はいらない。女子でもOKだ。
米の粒が消えて餅が出来上がったら 餅取り粉を敷いたトレーに入れる。その後は 手でちぎって
アン・大根おろし・納豆・ノリで頂く。つきたての生餅は格別においしい。
このように年一度の餅つきをやっておけば 永く伝承するだろう。
食べ物を作るのは根源的に大切で また
楽しいのだから。