家内が「恵庭の魚半(うおはん)に行きたい。ただのスーパーじゃないそうよ」と言い出した。この魚半だが 千歳空港から下道で帰るときは 恵庭市街の36号線の旧道を良く使っていたので その存在は知っていた。初めは和風レストランかと思っていたのだが 実は旅行客には既に有名になっていた。「レンタカーを返す前に 魚半でお土産を買えば空港よりもはるかに安い」という口コミだ。
店舗のサイズはスーパーとしては中規模だろう。全体的に非常にきれいだが いわゆる高級スーパーほど豪華ではない。商品は普通のモノも十分に置いてある。ただし重点はずいぶん違う。
魚関係の売り場は非常に広いし 北海道モノも十分にある。
野菜・果物も北海道モノが多く 高級モノもある。
店舗の中央では北海道土産がほぼそろっている。
その隣には地方発送コーナーがあり 道産品を送る体制になっているし 値段も法外ではない。空港の店舗よりもまとまっていて 「ただのスーパーではない」のは確かだ。ただ ご近所らしいご老人も買い物をしていたので 市民のスーパーの役目も果たしているのは確かだ。
「魚半(うおはん)」の名前からして もともとは魚屋から始まったスーパーが 空港近くの地の利を生かして今のスタイルになったのではなかろうか。面白いビジネスモデルと思う。