大きなハルニレのシンボルツリーのあるお庭のご紹介です。
窓から見える豊かな緑は日々の生活にも潤いを与えてくれると思います。
このお庭はそのハルニレに象徴性を持たすようにデザインに工夫が施されています。
子供達の木登りにも適した樹形と木陰をもたらす豊かな枝張りが、このお庭のストーリーを紡ぎ出します。
メインアプローチ脇に枕木のスリットフェンスと門柱を配しました。
門柱の枕木は鉄橋に使用されていた20cm×20cmの物を使用したためにボリューム感を出す事ができました。
正面に一台用の駐車スペースを設けています。
乱張り模様のペイバーを使用して、通常の舗装よりナチュラルな印象に仕上がっています。
基礎にはコンクリートを使用して車両重量に耐えられるように配慮しています。
当初一台用に直線での設計でしたが、曲線にする事で二台の駐車が可能になりました。
土間コンクリートの描く曲線が全体の印象を柔らかくしています。
放射状に配した枕木がアクセントになっています。
自転車小屋もオリジナルで作製しました。
サイドに小物の収納スペースを設けました。
菜園は全体のデザインに呼応した形状になりました。
施工箇所:帯広市
デザイン:タカダ ヒロキ
現場担当:赤池 博臣