お庭の敷地を半分にして一方はご主人のためのガレージに。
もう一方は花の好きな奥様のためのお庭へのリ・ガーデンの事例です。
元は歩くのもままならないほど植物でいっぱいのお庭。
管理が行き届かないのが奥様の悩みの種でした。
そこで、テラスを中心としたくつろげるスペースを確保。
元々あった大きな常緑樹(イチイ)の林床に園路を設けて回遊できるようにしました。
現況で活かせるものと、新規に導入する植物を相談しながらきめて、エリア毎にテーマを決めて配植しました。
どこに何が植わさっているのかが把握できて管理がしやすくなりました。
テラス周りにはラティスフェンスを設けてハンギングなどを楽しめるようにし、舗道の歩行者からの視線も気にならなくなりました。
園路沿いも日陰で映える種類を選択して歩く楽しさを演出しました。
お友達を招いてのお花を眺めながらの一時も楽しく過ごせるお庭になりました。
多年草を中心としたお庭は主流になっています。
知れば知るほど奥が深くて楽しんで学ぶ事のできたお庭になりました。
担当した冨士山は普段剪定などの維持管理をメインとしていますが、花にも造詣が深いやさしい職人で大いに助けられました。
場所:帯広市
設計:タカダ ヒロキ
現場:
冨士山 裕也