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庭十勝 niwatokachi

201321(金) 20:33

庭・Before & After / ウッドデッキのリフォーム・1

コメント
天然木を使用したウッドデッキなど木製エクステリアは、メンテナンスを施してもいつかは寿命を迎えるものです。
このデッキは25年目です。よく持った方だと思います。
改築に当たっては、ワンちゃんを放し飼いにしておけるようにとのご要望がありました。

ここの住宅の出入り口は高い位置にあり、以前は階段でデッキに降りる構造になっていました。
ワンちゃんの出入りには問題ないのですが、施主様の負担軽減と安全性を考えて住宅からデッキ床面を最小限の段差でつなぎました。
その分床下が高くなったので、ワンちゃんの物や以前からある物をしまえるような収納スペースとして床下を活用できるようにしました。

画像

通常のウッドデッキに比較して手摺りの高さが目を引きます。
これもワンちゃん本意で決まった高さ。運動能力の高い犬種なのでした。

このデッキの床面の材料は樹脂製の材料を使用しています。
割高ですが、糞尿の処理のし安さ、耐久性などを考慮して採用しました。

この構造の場合、冬期間の積雪が問題になる事が予想されました。高めの手摺り越しの排雪は重労働です。
そこで、南面手摺りが全開できる構造としました。
すばらしい。

最近、ウッドデッキを新築当初から付けられるお宅も多く見られるようになりました。
ただ、直接の雨だれ、落雪で困っている方や、木材の材質に起因する早すぎる腐れなど問題も多くおきています。
これから新築をご予定されている方でウッドデッキもとお考えであれば、担当の方とよくご相談される事をお勧めいたします。高さや位置の関係で設置できなかったというお客様の声を意外と多く聞くものですから。







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