↑昭和の雰囲気漂うたたずまい
マラソンにかこつけて温泉と食を楽しむ
「温泉巡り&食べ歩きランナー」の私。
マラソンの成績と同じく重要なのが
温泉 と
食 です。
苦しい思いして走ったからこそ、心置きなく遊べるのです。
私のブログ名
「遊・RUN」もこれから付けたものです。
もちろん今回、9月17日の
「たきかわコスモスマラソン」に参加することが決まったと同時に、
滝川市のご当地グルメを調査しました。
ジンギスカンは超有名です。
そのほかの
知られざる料理を望んでいました。
そして、たどり着いたのが
「チャップ丼」です。
「高田屋」さんの人気メニューとのこと。
マラソンを走った帰りに、高田屋さんで昼食を取る計画を立てたのでした。
場所は、
滝川市栄町3丁目6-7。
滝川駅からすぐ近く。歩いて3分ほどの場所にあります。
何せ、
マラソン会場が駅前なのですから、ゴール後着替えなどをしてから、そのまま歩きで行けるのです。
ある情報では、第1・第3日曜日はお休みとのこと。
開いていればいいな…と、ダメ元で行ってみると、開いていました。
「元祖チャップ丼」と書かれたのぼりも、たなびいています。
思えば、大会は
月曜日の敬老の日でした。
それにしても、祝日にも開店していて有り難いことです。
店内は、
昭和の食堂の懐かしい雰囲気。
お店のおじさん、おばさんも温かい笑顔、元気なあいさつで迎えてくれます。
居心地のいいお店です。
目を上に向けると、数多くの
メニュー札がかかっています。
さらに
「元祖チャップ丼 750円」の張り紙が。
そこには、
チャップ丼の誕生のいきさつが書いてあります。
「高校生のある日、弁当に豚肉を乗せてみたらとっても美味しくて、それ以来やみつきになりました。これが最初のチャップ丼との出会いです。もう、ん十年前の話です。」
チャップとは、ケチャップではなく、豚肉の部位の名前らしいです。
チャップ丼物語
チャップ丼が運ばれてきました。
みそ汁に
漬け物、
お茶が付いています。
これが「チャップ丼」
肉をいただいてみると、
豚バラに
甘辛のタレが絡まっています。ご飯が進みます。
豚肉は脂身が程よく付いていて、柔らかい。
そう、肉は脂にうまみが一番あるのです。
ついさっき21キロ走ってきたのですから、少しも気にすることなく
美味しいものを食べたいだけいただきます。
そのために走っているのですから~ご飯の上に敷いてある
刻み海苔も、いい風味を加えています。
味を表現すると、家庭でフライパンで作った
おふくろの味の豚丼…でしょうか。
母親に教えられ、自分でも作りました。
しょうゆとみりん、酒、砂糖などをフライパンに加えて、豚肉に絡めて作った、
懐かしい味です。
お店のおじさんがチャップ丼を運んでくれたときに
「コショウをかけると美味しくなりますよ」と教えてくれました。
コショウをかけて食べると、ますます記憶に残る味がよみがえってきました。
今度滝川市にはいつ来れるでしょうか。
おそらく来年の大会まで来れないでしょうね。
その時には、高田屋さんで何をいただこうかな。
あのたくさんのメニュー札の中から選ぼうか…
やっぱり、もう一度チャップ丼を食べたいな…