念願だった
「野武士」さんです。
場所は、
札幌市中央区南5条西4丁目 日劇ビル2階。
駅前通りに面する交差点の角。このビルの入り口近くは、
すすきのでも最も
呼び込みがの多い場所です。
クチコミサイトでも非常に評価が高く、以前から行ってみたいお店でした。
特に派手でもきれいでもないビル。
本当にここに名店があるのだろうか。
呼び込みのお兄さんたちを無事クリアーしてビルの中へ。
1階は
無料案内所。古くて殺風景なビルを2階に上がっていくとお店があります。
入り口からそっと中をのぞく。いつもは人でいっぱいで諦めて別の店に行っていたのですが、この日は、あれ?人がいない。
お客さんが一人もいませんでした。
こんな日もあるんですね。
私にとってはラッキーということで、期待に胸を膨らまし入店しました。
お店に入って左側に
カウンター8席。そして右側に5人掛けの掘りごたつ式の
テーブル席が2つある、狭いお店です。
肉メニューがズラリ
とにかく、肉をおいしく食べたいならこのお店です。
豚、牛、馬。豚は
ルスツ産を使用しています。
豚の
鼻、口、こめかみ、ほっぺ、軟骨、これは文字でどこのお肉だか分かります。
ココロ、ウルテ、どこの肉なんでしょう?これは残念ながら売り切れていました。
お通しの
「牛タンすじのシチュー」じっくり煮込まれた、デミグラスソース。その中のすじ肉の歯ごたえがちょうどいい感じです。
まずは、
「ルスツ産もち豚串」柔らかくて、味わい豊かな豚肉です。
「豚のほっぺ」先ほどの豚串よりモチモチ感があります。
「牛タン刺し」初めて食べました。焼肉屋からイメージする牛タンとは全く違います。
しっとりと柔らかい。わさび醤油で一切れずつ大切に味わいました。
「自家製クリームチーズの味噌漬け」口の中でそっと溶かしていくと、味噌の甘みとコクが広がってきます。
そして最後は、野武士ナンバー1メニュー
「ほるぽん」です。
牛ホルモンを合わせ酢でいただきます。
上には細切りのタマネギと唐辛子。
酸味を抑えた合わせ酢が、プリプリホルモンの甘みを生かしています。
この日はお店に入ることができて、
とてもラッキーでした。
店主も気持ちの良い対応をしていただき、幸せな時を過ごさせていただきました。
お店を出るときも店主が店の外まで送ってくれて、
「このビルの正面は呼び込みが非常に多いですから、あちらの階段からお降りください」
と
裏出口を教えてくれたのでした。