↑芽室町役場の東側に店を構える「kisan 紀山」
芽室町の蕎麦屋
「kisan 紀山」に行ってきました。
12月1日にオープンしたばかりのお店です。
場所は
芽室町役場の東側、道をはさんだ分かりやすい場所にあります。
清水町御影で営業されている蕎麦屋「紀山」の芽室店にあたるお店です。
まず感じたのが、店の外観は
おしゃれなこと。
入り口からは店内が見えない作りで、
隠れ家的な印象。
店に入る期待度を上げてくれます。
最近は、東京などでも、隠れ家的な店構えで、こだわりの蕎麦を出しているお店が増えているように思えます。
こちらのお店も、店の名刺を見ると
「隠れ家そば家」をコンセプトにお店づくりをされたようです。
店に入ると店主の太田さんが笑顔で迎えてくれる。
以前もともと芽室で「紀山」という蕎麦屋を経営されている方がおられたのですが、店主を師匠として蕎麦打ちの習得をされたのが、今の店主なのです。
その方が病気でお亡くなりになる前に現店主がのれんを引き継ぎ、まず清水の地でお店を開き、そして今回、弟子が師匠の地、芽室で店を開くことになったのです。
全店主にすると、師匠への恩返しでもあるのです。
趣のある小物が店内に並ぶ
店主の打つ蕎麦は、
お客さま、そして
今は亡き師匠にもささげる物でもあります。
kisanの蕎麦は、
御影在来種を
自家栽培・自家製粉された物を使った、
手打ち十割蕎麦です。
蕎麦の感触は十割を感じさせない
つやと、つるっとした喉ごしの良さが特徴です。
今回は「にらそば」をいただきました。
にらそば
十勝産の新鮮なニラをゆでて載せた「にらそば」。
これは、
栃木県のご当地グルメとして知られているそうです。管内のそば店でもメニューにしているお店はきわめて少ないといいます。
頂いた感想は
「ニラと蕎麦の風味が非常に合う!」。
そして、
ニラの豊かな風味と歯ごたえ。
新鮮なニラを使用していることと、ゆで時間にも気を遣われていることが感じられます。
家で蕎麦を食べるときもまねてみたいと思いました。
やまべ天麩羅付きもりそば
おまけの画像です。
このメニューの正確な名前は覚えていませんが
「やまべ天麩羅付きもりそば」です。
カウンターの隣の席に座った年配の女性が、私が一生懸命に写真を撮っているのを見て「私が食べる前に撮影していいわよ」と言ってくれたので、カメラに収めました。
お昼の時間でもあり、店内はお客さんでにぎわっていました。
私がいたときだけでも、お店に顔を出し駐車場の場所を聞く方も何人もいて、評判を聞きつけ
遠くから車で訪れる人がたくさんいるのでしょう。
身近な場所に、お気に入りのお店が増えることは、大変うれしいことです。
「kisan 紀山」
定休日 当面は日曜日休業。年末年始
営業時間 11:00~(そばが無くなり次第閉店)
芽室町東2条2丁目9番地