上川郡清水町本通3丁目1にある
「有楽町食堂」さんです。
西帯広の「有楽町」とは、別のお店です。
ジンギスカンといえば盛り上がった鍋で焼いて食べるのが有名ですが、
西部十勝(鹿追町、清水町、新得町、芽室町)では
煮込みジンギスカンのおいしい店が各町にあります。
厚めの鉄板を加工して、
煮込めるように形作った特注鍋をガスコンロにかけて煮込みます。
ジンギスカンとホルモンを一緒に煮込むのが特徴で、その名も
「ホルジン」。
このお店も、ホルジンを提供する、地元の人お勧めの店です。
清水町のホルジンは初めて味わいました。
薄めに切られた肉とホルモンに
味噌だれがかかっていて、火にかけると汁が増してきます。そのまま
グツグツ煮込みます。
最初は
味噌の味が強めですが、鍋の汁にお代わりの肉を追加するに従って、
味がマイルドに変化。
より深みのある味になってきます。
そして、
最後の締めは、残った汁に
うどんの投入です。
うどんは、
地元清水町の中村製麺所のビニール袋に入ったゆで麺。
汁のうまみをしっかりと吸ったうどんが、これまたたまりません。
昭和の雰囲気が残る店内。
コンロが置かれたテーブルが数台。そして奥には部屋があります。
部屋に入ると、昔どこかで見たことのあるような風景。
小さいころ盆と正月に行った
ばあちゃんの家のような、そんな感じも魅力です。